大森隆志(サザン)の脱退理由と若い頃の活躍。現在も復帰希望?嫁と子供と薬物

大森隆志さんとは、人気バンド「サザンオールスター」にかつて所属していた元メンバーです。

”ター坊”の名で知られ、バンドではギターを担当していました。

インディーズ時代にバンドの底力を上げるのに貢献した功労者であります。

ある時期に突如バンドを脱退し、その後に薬物関係で逮捕されるなど、表舞台から離れて行きました。

今日は元サザンの大森隆志さんの脱退の理由と、その後の活動について書いてみたいと思います。

薬物関係の報道や、元妻と今の嫁さんについても触れてみたいと思います。

大森隆志がサザンを脱退した理由。脱退時に秘密守秘義務の契約書にサイン。宗教関係の噂も

1978年にデビューしたサザンオールスターズ。

サザンは当時のバンドにして珍しくデビューからずっと変わらないメンバーで活動を続ける仲良しバンドでした。

しかし、2001年にバンド史上初めてギター・大森隆志さんが脱退

大森さんがサザンを辞めた理由は、当時から現在までにハッキリしていませんが、ネット上では”宗教関係ではないか?”という噂が出ています。

大森さんは脱退する1年前に活動を休止しており、一部のファンからは”ター坊って脱退しそうじゃない?”と勘ぐられていたのです。

熱心にライブに通っていたファンからすれば、大森さんがバンドにどのような影響を与えていたのか知っていたということです。

脱退前から”“心身のリフレッシュ”を理由に活動休止。復帰してすぐに辞退発表

大森隆志さんは、前年の2000年末から“心身のリフレッシュ”を理由にバンド活動を休止していました。

この当時から一部ファンの間では脱退の噂は囁かれていました。

2001年8月に桑田佳祐さんがラジオ番組の中で大森隆志さんの脱退を発表ると、ファンの反応はショック半分、”やっぱりか”が半分でした。

ラジオの中で桑田佳祐さんが語った、大森さんの表向きの脱退理由は、

「やはり彼のソロ指向が近年非常に強くなってきたということなんですよ」

「おれとしでは、まぁ23年間やってきた家族みたいなもんだから、ギター練習したりして、また戻ってくるのを待ってるからさぁ、みたいなことを言いまして、彼もまたそれを承諾してくれたんですけど……。ただ、彼の律義な性格からすると、最終的に脱退、独立という形が一番前向きな結論かなということになりました」

とのことで、脱退の決定は、他のメンバーとミーティングを重ねに重ね、悩み抜いた結果であることを強調していました。

世間的には”大森さんのソロ思考が強くなった”ことが脱退の理由としてが一般的認知で、友好的な決別という印象でした。

脱退ではなくクビ?大森隆志が宗教の思想をサザンに持ち込んだ?

桑田佳祐さんのラジオの中で”ソロ思考が強い”ことが脱退に至った大きな理由と説明されました。

しかし、当時からファンの間では実は脱退ではなく”クビ”ではないか?との噂が出ていました。

当時、大森隆志さんの関係者のインタビューにて、脱退直前まで宗教に熱狂していたことが伝えられています。

「じつは大森氏の九州の実家は、お母さんが創価学会の熱心な会員で、本人も20年ほど前から学会の活動に積極的に関わっていました。

初期の頃は他のメンバーたちも特に問題にしていなかったんですが、ここ数年、彼の学会への傾倒ぶりがひどくなり、音楽の練習に集中できなくなったあげく、ついにバンド活動に支障をきたすほどになって、見過ごしておけなくなったというのが真相なんです」

つまり、大森さんの実家の母が某宗教の熱狂的なファンで、しかも大森さんは宗教のトップのお気に入りの女性と再婚したことで、より宗教との繋がりが密接になっていたのです

大森さんが宗教が発行する新聞に載ったり、宗教が推す政党の応援に駆けつけ歌を披露したり、サザンのライブで信者が宗教の旗を振って声援することなどがあったそうです。

桑田さんが大森さんに注意→大森さんが宗教に相談→宗教側から信者に『コンサートに旗を持っていくのはやめましょう』呼びかけ←このようなやり取りもあったそうです。

”ある時期から大森さんも信仰が強くなり、サザンの活動に支障をきたすようになった”

とのことで、相談を重ねるまでもなくクビになったという事情が想像できます。

大森隆志の脱退の真相。”秘密守秘義務”の契約で「墓場まで持ってく」

2001年にサザンを脱退した大森隆志さん。

脱退から20年後にある雑誌のインタビューで記者から脱退の真相について質問され、初めて本人が脱退騒動について言及しました。

既に大昔の出来事なので、大森さんも素直に教えてくれると思われましたが、

ダメです。脱退した時に<秘密守秘義務>の契約を交わしていますので無理です。墓場まで持って行く覚悟ですから

と、サザン脱退時に秘密守秘義の契約を交わしたことを明かし、これからも脱退の真相については語ることはないと断言されたのです。

ちなみに大森さんはサザンを憎んだことはなく、結成時から現在までもバンドのことは大好きなようです。

「バカなことを言わないでくださいよ。誰よりもサザンを愛していたのは自分です。その自負は強烈に持っています。どうして自分から愛するサザンを脱退しなければいけないのですか?」

大森さんがずっと好きだったサザンを自分で脱退するわけがないとすれば、やはり、”話し合いを重ねた末の脱退”ではなく、クビだった説が温厚だといえます。

大森隆志の現在。2度の結婚と子供。薬物逮捕後に抜き打ち検査

大森隆志さんは脱退する2001年まで、サザンオールスターズのギタリストでした。

サザンファンの間ではター坊」の愛称で親しまれました。

桑田佳祐さんの誘いで一緒に音楽を作るようになりました。

桑田佳祐さんは他に候補がいた中で大森さんを選んだ理由について、

1人は「チャランポランでダメ」、もう1人は「テクニックはあるけれどどうもボクよりも音楽を知ってる」といい、大森に対しては「彼はそのどっちでもない」「じゃ下手かっていうと、違う、しっかりちゃんとやってる」「本当にこいつならまかせられると思った」と述べている

と語っており、”チャラチャラしすぎない”ことと、桑田さんが気持ちよくポジションが取れる程度の良さが理由でした。

名前 大森隆志(おおもり たかし)
愛称 ター坊
生年月日 1956年12月12日
出生地 岡山県岡山市
出身地 宮城県
身長 178センチ
学歴 青山学院大学経済学部第二部 中退
活動期間 1978年 - 2006年、2007年 -

大森さんは青山学院大学在学中にサザンに加入しました。

当初、バンドはメンバーチェンジを頻繁に繰り返しており、大森さんが「ちゃんとしたバンドを作ろうよ」と声をかけたことで、本格的に動き出したのです。

大森さんの声かけからベースの関口さん、ドラムの松田さん、パーカッションの野沢さん、キーボードの原由子さんが加わり、サザンオールスターズの原型が完成したのです。

その後、ヤマハ主催のバンドコンテスト「EastWest」でサザンは入賞し、桑田佳祐さんも本腰でバンドを活動を活発させたのです。

サザンを作ったのは桑田さんですが、プロまで成長できたのは大森さんの功績が大きいのです。

大森隆志は2度の結婚。1人目・リンダと2人目「涼子」。2人の子供

大森隆志さんの最初の結婚は1980年代です。

初婚の相手は元「ゴールデンハーフ・スペシャル」のリンダさんでした。

「ゴールデンハーフ・スペシャル」はハーフ美女を中心に結成されたグループで、元嫁・リンダさんはベルギー出身の方でした。

リンダさんはメンバーの中でもトップの美貌でしたが、1977年11月発売の4枚目のシングル「嘘みたい!?」を最後に脱退しています。

結婚当時は新聞に取り上げるなど話題となり2人の子供が誕生。

しかし80年代のうちに離婚し、離婚の理由は不明とされています。

離婚後、大分県のOBS大分放送でリポーターなどをやっていました。

1980年代 リンダさんと結婚 2人の子供
1980年代 リンダさんと離婚
1990年代後半 矢倉涼子さんと再婚 子供なし

大森隆志さんはリンダさんと離婚後、1990年代後半に現在の嫁の矢倉涼子さんと再婚しました。

2人目の嫁・矢倉涼子さんは某宗教の信者で、20代の頃から創価学会の池田大作名誉会長に気に入られ、長年に渡って彼の直属の通訳を務めてきました。

外国の要人と面会する時には、必ず涼子さんが寄り添い、その存在は教団の中でも有名でした。

噂では、大森隆志さんが学会の広報として成果を上げ、教団に評価された為に矢倉涼子さんと結婚できたのでは?とのこと。

涼子さんと結婚することは信者にとっては名誉なことで、結婚後にサザンのライブに信者が集結した理由でもあります。

大森さんは現在の嫁・涼子さんと結婚した後は子供は生まれていません。

大森隆志はサザン脱退後に薬物で逮捕。現在の嫁・矢倉涼子も共犯

1990年代後半に現在の嫁・涼子さんと再婚した大森隆志さん。

2001年にはサザンオールスターズを脱退し、その後はソロとして活動していました。

結婚生活もソロ活動も順調だと思われていましたが、2006年5月11日に違法薬物所持により嫁・涼子さんとともに神奈川県警に逮捕されました。

大森さんは、サザン活動時には薬物には手を出しておらず、脱退から初めてしまったそうです。

「人にすすめられやってしまった。わきが甘かったんです。軽い気持ちでやってしまった。もちろん自分でやったことは自分で責任を取るしかない」

「捕まった日は、留置場の中で自殺しようかと思いました。好きなギターは弾けないし……。」

薬物に走る大森さんを、当初は嫁の涼子さんは止めていたそうです。

しかし、その後に2人で覚醒剤に手を染めることになってしまったのです。

捕まった後は大好きなギターが弾けない毎日に嫌気がさし、自殺をすることも考えたそうです。

大森隆志は逮捕後も嫁・涼子と離婚せず。現在では抜き打ちで薬物検査を行う徹底ぶり!

大森隆志さんは、嫁・涼子さんと共に夫婦で薬物で逮捕。

その後は離婚したかと思われましたが、夫婦ツーショットの写真が出回っているということで、現在も離婚はしていない模様

大森隆志さんが2016年にリリースされたアルバム「RISING」では、嫁の矢倉涼子さんの名前もクレジットされており、未だに信頼し合える良いパートナーのままのようです。

薬物の依存が心配されていますが、2021年4月15日放送の「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」に出演した際には抜き打ちで薬物検査をしていることを明らかにしています。

「全てを台無しにする。これだけはやめた方がいい。この番組に出ようと決めた最大の理由は、薬物に手を出すとすべてを無にしてしまう。みんなにそうなってほしくないという気持ちを伝えたくて」

「留置場で首吊って死のうかとも考えた。勾留されてファンの子から手紙が来たり、安易に死ぬのは単なる現実逃避。全部受け止めて生きていこうと」

番組では薬物の後悔と、怖さについて真剣に語り、今では全てを受け入れて生きているとのことです。

大森さんは公判の際に、弁護士に自ら「2度とやりませんから抜き打ち検査をお願いします」とお願いし、現在までに15年間も抜き打ち検査を続けているなど、薬物を断ち切りたいという本気度が伺えます。

今後もサザン復帰が期待されますが、解消すべき問題が多すぎるので、それは現実的はなさそうです。

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