多くのファンに惜しまれながらも空中崩壊してしまったバンド・Janne Da Arc。
ライブ活動をバリバリ行っていた時代は、業界屈指のライブバンドとして知られていました。
楽器隊の演奏力、yasuさんの歌唱力とMCトークの面白さ。
そして、過激なファンサービスも持ち味の一つでした。
今となっては遠い昔のことですが、過去のJanne Da Arcのライブ演出を巡って、ある都市伝説がネット上に残っています。
それは、ジャンヌの”ヴァンパイア”と曲のパフォーマンスを巡って、ファンサを受けた女性が”亡くなった””他ファンに叩かれた”という伝説です。
今日は、Janne Da Arcの「ヴァンパイア」という曲の魅力とパフォーマンス、そして”ある女性ファン”に対する都市伝説について書いてみたいと思います。
Janne Da ArcのLive定番曲「ヴァンパイア」。過激なファンサービス
Janne Da Arcのライブでの「ヴァンパイア」の都市伝説を振り返る前に、まず”ヴァンパイアとはどんな曲なのか?”というのを書いてみたいと思います。
ジャンヌの”ヴァンパイア”は、2003年に発売されたアルバム「ANOTHER STORY」に入っている曲で、シングルカットはされていません。
発売日:2003年2月13日
・収録アルバム:ANOTHER STORY
・作曲:yasu
・作詞:yasu
・編曲:Janne Da Arc、岡野ハジメ
ヴァンパイア視点の過激な愛情を歌った曲で、激しいドラミングや速弾きのギターソロがありながらも、バラードのような切なさがある曲です。
歌詞の内容は、ザ・ヴィジュアル系です。
ファン人気の高い曲ですが、後に記述するようなパフォーマンスの切り抜きがネット上で拡散され、現在までにバンドを知らない人も知っている代表曲となっています。
この曲の醍醐味は、ライブパフォーマンスです。
ボーカルのyasuさんが最前列のファンを捕まえて、ヴァンパイアのように撫ででポイっするという演出が定番となっているのです。
この演出のことは楽曲の名前のまんまに”ヴァンパイアする”と呼ばれています。
ヴァンパイアのライブパフォーマンスは失神級!yasuに頭を触られ押される
このJanne Da Arcのヴァンパイアという曲ですが、ライブではボーカルのyasuさんによる過激なファンサービスが定番となっていました。
ヴァンパイアの曲の合間の速弾きのギターソロ終わりに、yasuさんが最前列のファンの元に歩み、歌い出しの寸前で捕まえ、顔を捕まえて額を合わせながら歌唱するのです。
途中で耳元で歌ったりと、ファンにとっては失神級の演出であります。
最後は頭をポイと押して、捨て去るようにステージに戻るというのもドMなファンにはたまらないそうです。
この演出で過去に失神したファンもいたという伝説も残っています。
ちなみに、過去に男子限定ライブを実施した際に、男性ファンにやった際に「うわ」と引かれたというエピソードもあります。
ヴァンパイアの演出で女性ファンが嫉妬で潰された都市伝説が残る
このyasuさんによるヴァンパイアのパフォーマンスを巡って、ネット上である都市伝説が残っています。
それは、2005年3月27日に大阪城ホールで開催されたライブ「"Dearly"」でのことです。
27曲4時間にも及び、インディーズ時代の曲も演奏されたバンドの中でも評価の高いライブでの出来事です。
ライブの終盤の20曲目に演奏されたヴァンパイア。
この日は若い茶髪の髪の長い女性を捕まえ、ヴァンパイアのパフォーマンスを行いました。
yasuさんが近くに来ただけで放心状態の彼女。
yasuさんに腕を掴まれ、腰回りに手を回されると、彼女もyasuさんをギューっと捕まえました。
額を合わせ、耳元で歌い、最後は頭を押されるという定番のパフォーマンスでしたが、この日はライブの流れが良かっただけに、とても濃厚に見えました。
ネット上でよく出回っている都市伝説としては、
・yasuが去った後に失神して亡くなった
・ライブ後に他のファンに潰された
・映像化された後に叩かれ病んで亡くなった
という3つの説が強く残っています。
ヴァンパイアされた女性のその後と現在。DVDでカラオケで映像化された後にネット掲示板で誹謗中傷の被害?
2005年3月27日のライブでyasuさんから濃厚なヴァンパイアをされた女性ファン。
その後に死亡説が出るほどに、ファンの嫉妬を煽りました。
当時のライブがDVD化され、さらにはカラオケで流れるようになると、彼女に対する嫉妬がピークに達しました。
その場で亡くなったという説は、仮に本当だったとしたらリアルタイムで問題になって、その後の演出が禁止になっていたと思うので、ガセネタ確定です。
しかし、映像化された直後からネット掲示板で長期的に彼女のことが叩かれたという事実があります。
ボコられてとかいろいろ聴きますが事実はわかりません。
とりあえずネットでは叩かれてましたよ。笑
彼女への叩きが過熱した拝見には、映像化だけでなく、当時のライブスタッフが、
”女の人の手でイヤモニ外れてドラムの音聞こえなくて歌うの大変だった”
と語ったことで、”バンドに迷惑をかけた”と加味し、中傷を正当化されたというのもあります。
女性の現在は?ネットで叩かれた病んだ?
ネットで叩かれまくった女性ファンですが、その後にどうなったのかは謎です。
その場で亡くなったのはガセネタですが、その後に誹謗中傷に悩んで精神病に陥ったという噂もあります。
また、精神的に病んだ挙句に、自決したという説まであります。
この部分に関しては詳細不明であります。
現在ではヴァンパイアの演出が有名!オマージュするバンドが続出
Janne Da Arcが活動休止をしてから長い歳月が経ちましたが、現在も切り抜きなどでヴァンパイアの演出は凄まじい再生数を誇っています。
ヴァンパイアのことを知ってJanne Da Arcを知った若者も多く、ライブに行きたくても既にバンドは終わっているという皮肉であります。
ネットの時代になる前にジャンヌのライブ活動が終了してしまったのは悔やまれますね・・・。
若いバンドマンがyasuのヴァンパイアの真似をする
yasuさんがジャンヌ時代に行っていたヴァンパイアの演出ですが、その後に結成してバンド・ABCでは行いませんでした。
最後にyasuさんがヴァンパイアを行ったのは、遠い昔のことです。
しかし、ヴァンパイアの人気は終わらず、現在までに多くの若いバンドマンにオマージュされています。
一定のジャンルの中では、ベーシックな演出の一環として認知され始めています。
近い将来、一番最初にやり始めたのがyasuさんだと知らずに真似する歌手も出てくることでしょう。