平成、令和と跨いで日本人女性シンガーソングライターの中で最も才能溢れる椎名林檎さん。
若い頃から才能をフルに出し続け、現在の地位を確立させました。
現在の若い女性アーティストはレコード会社や事務所の絡みで、バッグでディクレクターやプロデューサーが糸を引いて人気を確立させてたりしますが、椎名林檎さんは当時から珍しく、楽曲も世界観も自分で作り上げてきました。
本来の”アーティスト”の意味を見事に表現した天才で間違いないとされますが、その才能故に若い頃から年齢をサバ読んでるなど、心ない噂が飛び交ってたりします。
椎名林檎さんのキャリアを振り返ってみれば、彼女が年齢をサバ読んでいないことはすぐにわかります。
椎名林檎は年齢をサバ読んでいない！現在とデビュー当時のオーディション
椎名林檎さん生年月日は、1978年11月25日です。
椎名林檎さんの年齢は、2021年12月の現在の時点で43歳です。
彼女は若い頃から自分の世界観を作り上げ、さらには作詞作曲でもヒット曲を多く生み出し、当時から”天才”と呼ばれていました。
椎名林檎さんがデビューしたのは20歳の頃。この頃からすでに現在の椎名林檎さんの世界観が出来上がっていました。
もともと椎名林檎さんは高校１年でホリプロタレントスカウトキャラバンに出場。多くの音楽コンテストで上位に賞を獲得しました。
多くのレコード会社が椎名さんとの契約を望みましたが、どの契約内容も椎名さん本人がやりたいようにできない内容で断っていました。
椎名林檎さんが自分のやりたいようにできる形で世に出るために、レコード内部では多くの話し合いが行われ、最終的には上層部が椎名林檎さんが将来的に化けると見込んで、本人の納得行く形でデビューに至ったのです。
本来は苦労してバンド活動して、ようやくメジャーから声が掛かって、そこからはプロデューサーとの巡り合わせで・・・というのが通常のアーティストのキャリアですが、椎名林檎さんは下積み時代から一味違ったようです。
椎名林檎の若い頃。新人とは思えない色気と世界観。年齢サバ読み疑惑の理由
椎名林檎さんの年齢サバ読み疑惑は、デビューした当時からありました。
20歳とは思えない楽曲のクオリティや完成されたキャラクター・個性に世間が驚きました。
才能の面だけでなく、椎名林檎さんの大人びた容姿に関しても「彼女は本当に20歳そこそこなのか？」と疑いの目がありました。
1999年に披露した色気溢れるナース姿は有名ですね。この時で椎名林檎さんは21歳です。
2000年の22歳の椎名林檎さんは、ベテラン女優のような圧倒的な色気がありました。
デビューして1年や2年のアーティストがここまで完成されていれば、そりゃ年齢詐称の疑いも出ますよね。
当時の椎名林檎さんは同期のaikoさんらと違って、サブカルの女王のようなイメージがあり大衆受けはしませんでしたが、才能・美貌・ポテンシャルは頭１つ抜けていました。
デビュー当時の書類からも椎名林檎が年齢をサバ読んでいないことが分かる
昔から年齢サバ読み疑惑があった椎名林檎さんですが、過去に参加したオーディションなどでの画像を見てれば、サバ読みなんてしてないことは潔白です。
ただ、どうして当時アイドル系のオーディションに申し込んだのかは謎です。自分を見てもらえるならどこでも同じだと勘繰って、それで見事に多くの会社の目に留まったのなら流石ですね！
椎名林檎の子供の頃。持病の先天性食道閉鎖症/芸名の由来/地声のコンプレックス
デビュー当時からぶっ飛んだキャラクターとLive演出が人気であった椎名林檎さん。
2020年の東京五輪の開会式の演出を任されるなど、彼女の創造力は国内の芸術家の中でも特別です。
20歳から超個性的なアーティストとして異彩を放っていた椎名林檎さんですが、幼少期や子供時代はどのような子供だったのでしょうか？
過去の椎名林檎さんの子供の頃の思い出話などと共に、幼少期はどのような子供だったのか想像してみたいと思います。
椎名林檎の生まれながらの病気「先天性食道閉鎖症」と大手術
椎名林檎さんが音楽の道に進むきっかけにもなった持病。
持病は、生まれながら発症した先天性の病気である「先天性食道閉鎖症」です。
慶応大学病院で緊急手術を丸2日間も行いました。
「命を助けてもらった立場」――。1978年11月に生まれた椎名は、生後まもなく先天性食道閉鎖症が発覚。生まれつき食道が途切れているため栄養が摂取できない病気だ。肩甲骨と腹部を開いて食道と胃をつなぐ緊急手術は2日間にわたった。さらに、第二次性徴期に右半身の発育が止まる奇形であることもわかっている。
――ご自身は幼い頃、ピアノやクラシックバレエを習っていましたね。
バレエは母のすすめで10年以上レッスンを受けていましたが、結局は身体のバランスを矯正する痛みを克服できずにやめました。そうして打ち込んできた芸も諦め、学校でも、父や母ともうまくいかない。そんな思春期に、自分一人で責任を取れる場所に思えたのが、譜面の中だけだったんじゃないでしょうか。
この病気の手術の後の後遺症の影響で、バレエをやめてしまったそうです。
自分に残されたのが音楽しかなかったと、子供ながらに感じたそうです。
芸名の”林檎”は子供の頃に友達に言われた名残
椎名林檎さんの過去のオーディションなどの画像を見てると、本名が「椎名裕美子（ゆみこ）」であることがわかります。
オーディションに臨んだ当初は本名だったのに、どうして急に「林檎」という芸名で活動することになったのでしょうか？
そもそも、なぜ「林檎」なのか・・・。
”林檎”の由来を辿ってみると、なんと子供時代でありました。
椎名林檎さんは子供の頃、今ほどはっきりした性格ではなく、とても恥ずかしがり屋だったそうです。
すぐに緊張して顔が赤くなってしまうことから、友達に”リンゴみたい”と言われたのが始まりなのです。
その後、バンドで曲を作って曲をJASRACに登録した際に筆名で「林檎」を使って以来、「椎名林檎」の名義を使用し続けているのです。
子供の頃は自分のハスキーボイスがコンプレックスだった？大人しかった理由
今では明るく愉快な林檎さんですが、子供の頃はとても大人しかったそうです。
林檎さんが大人しかった理由には、”自分のガサガサした声が嫌”というのがあったのです。
今でこそハスキーボイスは椎名林檎さんの魅力の一つでありますが、子供の頃はコンプレックスだったみたいです。
子供の頃は母親までに「声が悪いから、声に気を遣うのは絶対にやめた方がいい」とアドバイスされたそうです。
今では音楽活動の武器になってるなんて、不思議な縁ですね。
