演歌歌手の氷川きよしさんといえば、中性的な魅力が注目されています。

本名は「山田清志(きよし)」と性別は男性ですが、一部では「kiina(キイナ)」という中性的なネームを使用しています。

ある時期から急に中性的になり、女性的なメイクやファッションも自分の一部だと告白しております。

世間からは、氷川きよしさんが”ジャンダーレス”なのか”LGBT”なのか、内面的な部分で疑問点が多いとされています。

今日は、氷川きよしさん本人の過去の発言や逸話から、男女の価値観的なことを書いてみたいと思います。

氷川きよしは”kiina”に改名?ジェンダーレスをカミングアウト。今後の性別の変更

デビューしてからずっと”演歌界のプリンス”として活躍してきた氷川きよしさん。

ある時期から、急にメイクや衣装が女性的になり”オネエ”の説や、”ゲイ”の説が流れました。

氷川きよしさんは2019年に自身が”ジェンダーレス”であるとカミングアウトしました。

演歌でデビューして、ありがたいことに皆さんに受け入れていただけて、歌の世界に青春を捧げていました。

でも、求められるイメージに追い付いていくのに精いっぱいで……。年齢を重ねるごとに、もっと自分らしくでいいかな…と感じるようになってきたんです。」

1回の人生だから、悔いなく好きなように自然体で生きたほうがいいと思うんですよ。

年齢と共に「もう時間がない」と思ってしまうので、「人にどう思われるか」より「自分がどう生きるか」が大切だな、と。

当時の氷川きよしさんは”もっと自分らしく”と語り、性的な恰好の詳細については言及しませんでした。

しかし、このインタビューの後のプロ野球の始球式には、思いっきり女性らしい格好で登場したのです。

氷川きよしさんがインタビューで語った”自分らしさ”というのは、女性的な表現・ファッションも持っているという意味だったことがわかります。

その後、同年に出場した紅白歌合戦前のインタビューでは、

「限界突破で、このドアを開こう。誰も切り開いていない道を1人で切り開くのは大変だけど、摩擦とか怖がっていたら、次のドアは開けない」

「きよし君にはさよなら。きーちゃんとして、より自分らしく、ありのままの姿で紅白で輝きますから」

と、今後はもっと自分らしさを全面に出したいと言及しました。

一人称が”あたし”に変化したり、極端に女性らしい衣装やメイクで公に現れるようになりました。

氷川きよし(kiina)の「ジェンダーレス」と「LGBT」の違い

氷川きよしさんが女性的なファッションで公に出るようになったり、話し方が女性のようになったことで、

”オネエなのではないか?”

”ゲイなのか?”

という声が出ましたが、どれも違います。

氷川きよしさんが公表した「ジェンダーレス」とは、ゲイやレズなどを表す「LGBT」は違います。

ジェンダーレスとは、ジェンダー(男女の社会的・文化的な区別)がないこと、”性的な区別をなくそうとする考え方”のことを指します。

氷川きよしさんにとって、男性的なことしか表現しないことが、本当のを表現する邪魔になると、長きに渡り悩み続けていたということです。

「世間が求める『氷川きよし』の姿とは違う。あくまで『演歌の王道』を歩んで欲しい、男らしく生きて欲しいって言われると、自殺したくなっちゃうから、つらくて……」

LGBT”とは、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの4つの頭文字をとった総称であります

  • Lesbian(レスビアン) : 女性同性愛者
  • Gay(ゲイ) : 男性同性愛者
  • Bisexual(バイセクシャル) : 両性愛者
  • Transgender(トランスジェンダー) : 身体と心の性が一致しない

氷川さんのジェンダーレスはあくまでも”自分自身の考え方”なのです。

現在までに性別変更の可能性は?活動休止中に手術を受ける可能性

氷川きよしさんは2022年の音楽活動を持って活動休止をすることが発表されています。

活動休止する理由に関しては、単純に長きに渡る活動の末の疲れを取りたい、膿を出したいとのことです。

その他には、

  • これから歌手として進化したい
  • もっと新しい価値観を構築したい
  • 過去以上に自分らしい個性や表現、見せ方を身に付けたい
  • 歌以外の世界も見て学びたい
  • 国内だけでなく海外に行き視野を広げたい
  • 歌うだけでなく作詞作曲など創作活動もしたい

との理由もあります。

本人は、

「心と身体が思うようにならない」

「リフレッシュのため」

と休止の理由について語っています。

そんな氷川きよしさんに対して、一部からは”性転換手術を受けるのでは?”、’胸を入れるのでは?”など噂されています。

手術の噂に関しては、氷川さん本人の言及からは語られておらず、完全に第三者からの憶測であります。

氷川きよしさんは、あくまで性別の価値観に囚われたくないという価値観を掲げているだけで、体まで女性になりたいと思っているのかは不明です。

仮に女性ホルモンを打ったり、喉仏を取り除くことになれば、歌声自体が変わってしまうので、歌手としてどこまでやるのか疑問ですね。

氷川きよしは子供の頃から女性的でいじめも経験。メイクや衣装で徐々に中性的に

氷川きよしさんが中性的なファッションに目覚めたのは、今に始まったことではありません。

3歳の頃に、髪の毛を親戚の叔父さんにバリカンで切られそうになったとき、大泣きをして嫌がり、母に「「きよしには髪の毛を切らなくてもいいんです!」と助けてもらったことがあったそうです。

幼少期の頃から男の子よりも女の子の友達が多く、一番遊んでもらえたのは親戚の女の子でした。

子供の頃は同性の友達がなかなか作れず、疎外感を感じていたそうです。

子供の頃だけでなく大人になってからも性別の固定概念に苦しんだ

氷川きよしさんは活動休止前のライブのMCで中学生時代にいじめに遭っていたことを告白しました。

それだけでなく、歌手になってから、自分の価値観から遠い楽曲のレコーディングを嫌々行い、泣いてしまったことも話されました。

フリートークでは中学時代いじめに遭い、学校にほとんど行っていなかったこと、望まない楽曲に泣きながらレコーディングしたことなどをさらりと吐露。

子供の頃からの苦しむが歌手になった後も続いたと考えると、氷川きよしさんの「KIINA」への変身は本人にとって一番良い決断だったと思えます。

氷川きよしはカミングアウト前からジェンダーレスやLGBTの噂。平井堅や風間トオルが元彼?

氷川きよしさんが中性的に転身したのは2010年代後半ですが、実はジェンダーレスをカミングアウトする前からゲイなどの噂はありました。

イケメン歌手でありながらも、なかなか女性と噂にならない点や、女性的な恋愛観から、そのように疑われていたのです。

ある時期には男性と週刊誌に撮られたこともあり、その時から氷川きよしさんがストレートではないとの疑惑が出ていました。

過去に氷川きよしは平井堅と手繋ぎデート。風間トオルとの関係

氷川きよしさんはカミングアウトする前から、2度も男性とのデートが週刊誌に書かれていました。

1度目は歌手の平井堅さんです。

2006年に台湾で氷川きよしさんと平井堅さんが手を繋いで歩いてる姿が、台湾の地元紙に書かれたのです。

2度目は俳優の松村雄基さんです。

2010年に氷川きよしさんと松村さんが手を繋いで歩いてる姿が週刊誌に載ったのです。

氷川きよしさんは松村さんのお尻ポケットに手をいれるなどしてラブラブだったそうです。

氷川さんと松村さんは、俳優仲間である風間トオルさんのバースデーパーティで出会い、その後に良い友達になったと報じられています。

ネットでは氷川きよしさんと風間トオルさんが交際してると勘違いしてる意見がありますが、この2人は過去一度も噂になったことはありません。

 

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