Fukaseの病気話の嘘と薬疑惑?閉鎖病棟入院の過去と医者を目指した理由

2021年6月7日 9分47秒

今や若者に支持される日本を代表するバンド「SEKAI NO OWARI」。

そのバンドのボーカルを担当するFukaseさんは、同バンドの作詞作曲も兼業し、作る楽曲の素晴らしさには定評があります。

深瀬さんの作る曲は弱い人の心に沁みる繊細で優しく、美しい曲が多いです。

そんな深瀬さんは幼少期から辛い思いをたくさんし、他のバンドのボーカルよりも繊細で優しい印象を受けます。

子供の頃に障害を患ったこと、精神病になって閉鎖病棟で過ごしたことなど、現在のSEKAI NO OWARIの音楽のベースにもなっている貴重な体験です。

最近になって、2021年６月に出演した音楽番組「ボクらの時代」にて、自分が病気になったことで医者に憧れて目指していたことを明かし、多くのファンを驚かせました。（中には「それは後付けの嘘だろ」と揶揄する意見もありますが）

今日は深瀬さんが過去に発言された病気関連の発言を簡潔にまとめてみたいと思います。

Fukaseが「ボクらの時代」で語った医者を目指した過去と閉鎖病棟の思い出、友人の情けでセカオワ結成

番組の中で医者を夢見た過去を明かしてファンを驚かせたFukaseさん。

朝に番組が放送されると、その発言の内容はすぐにネットニュースになって大きな話題となりました。

ロックバンド「ＳＥＫＡＩＮＯＯＷＡＲＩ」のボーカル・Ｆｕｋａｓｅが６日、フジテレビ系「ボクらの時代」に出演し、医師になることを断念した経験を語った。

この日は歌舞伎俳優・中村獅童、俳優・菅田将暉とのトーク。３人は映画「キャラクター」（１１日公開）で共演している。

菅田から音楽の道に進むきっかけを尋ねられたＦｕｋａｓｅは、「もともと医者になりたかったんですよ。けっこう重めの閉鎖病棟に入ってたんで。入院してて、長い闘病生活をしてた」と告白。「病気を克服したら、そういう人たちを担当する医者になりたい」と考えていたという。

闘病しながら受験勉強をしたが、思いとは裏腹に「中卒が医者になる道のりが、登れば登るほど遠すぎて」挫折。当時、仲の良かった友人たちが「『バンドを組んであげないと、この人お先真っ暗すぎる』と情けで組んでくれた」のがセカオワの始まりだったと明かした。

番組の中ではFukaseさんの他にも俳優の中村獅童さんや菅田さんも出演し、3人で仲良くお話するというスタイルでありました。

この3人は過去に映画「キャラクター」で共演したいたということで、会話の雰囲気も和やかでありました。

インタビュアーでは聞き出せないような内容が多く飛び出す中、Fukaseさんが医者を目指した過去を明かしたのです。そして、夢で妥協した自分を慰めるために、友人がバンドを結成してくれ、現在の成功に至るということです。

番組終了後にはファンだけでなく、彼に対してネガティブな感情を抱く方からも多く反応がありました。

Fukaseさんの発言に対して否定的な意見も多くありましたが、多くは彼の過去の発言さえにも疑いを持ってる類の人たちです。

Fukaseが医者を夢見た過去を明かしたことへの反応

・まだこの設定でやってるんだ

・いつまで言ってるのこの虚言癖
精神科の入院によくあるただの個室だろ

・永遠の中二病てやつ？眼帯して学校行ってそう

・眼帯は知らんけどスケボーで学校行ったりしてたらしい

・親戚が精神科入院したけど精神科ってどこも閉鎖病棟みたいな感じだよね。面会とかも病室いけなくて面会室でやるみたいな。相部屋オープンな精神科病棟なんてないでしょ

・僕かわいそうでしょ？かわいそうな僕ってカッコいいでしょ？

・閉鎖病棟入るひとって暴れたりするようなひとじゃないの？それとも肺結核みたいなやつ？

・イジメからきた精神疾患だろ。イジメた側から完全に離れて自分の稼げること見つけたら治るくらいのレベル

・閉鎖なんて患者を動物扱いしかしない医師に憎しみこそ抱けど医者になりたいとかどんだけ恵まれた病院なんだよ

・友達メンバーの存在も、実は病院のスタッフなので…まあ治療の一環です

・医学部に入れた学力あったけどある日起きたら全部忘れてて絶望したらしい。それで医師を諦めたんだって

・音楽の才能が凄かったんだろ。普通は近寄らない

・親父が鬱になって入院したから判るけど一度でも精神壊した人って顔つきが変わるから判るよ。そういう意味ではこの人は壊してないと思う

・きゃりーぱみゅぱみゅとか、益若つばさとか、つき合う女性のタイプがなんとなく被るね

・YouTubeで閉鎖病棟潜入インタビューとか聞くと、地獄だけどな・中年のおっさんが半裸で飛行機ポーズをしながら走り回る

そもそもFukaseが病気で閉鎖病棟にいたことが嘘？

ボクらの時代での発言がニュースになり、そのニュースのコメントした多くの意見を読んでると、そもそも彼が閉鎖病棟にいたこと、そして病気であったことなどを疑う意見もあります。

しかし、過去の深瀬さんの発言を見てる限り、とても嘘とは思えないのですが・・・。もちろん、多少の後付けはあるのかもしれませんが、ベースとしては真実のように思えます。

Fukaseの子供の頃の病名「精神疾患ADHA（注意欠陥多動性障害）」

Fukaseさんが幼少期に病気に苦しみ、さらには学生時代にも苦しんだことはファンの間では有名です。

深瀬さんは過去、多くのメディアで病気で苦しんだ過去について語っています。

彼が子供の頃に患った病気は「精神疾患ADHA（注意欠陥多動性障害）」です。

この病気があったせいで、なかなか良い友人に巡り会えず、孤独に苦しんでいたそうです。

ちなみに、この、精神疾患ADHA（注意欠陥多動性障害）がどのような病気なのか調べてみました。

深瀬の病気・精神疾患ADHA（注意欠陥多動性障害）の症状と発症理由

子供の頃に深瀬さんが患った病気・精神疾患ADHA（注意欠陥多動性障害）。

近年多くなっている病気なのですが、その発症理由は具体的に明かされてません。脳内の神経伝達物質の関与も明らかになっているみたいで、脳の器質的・機能的な原因のために発達・成熟に偏りが生じ、注意欠陥・多動性障害（ADHD）の症状が現れると考えられているようです。

一般的に親の躾の悪さ、本人の元の性格に問題があると差別的な意見もありますが、それは間違いのようです。（Fukaseさんが発症した時代は差別の時代のど真ん中だったことでしょう）

この病気の症状としては気が散りやすい、集中できない、落ち着きがないなどがあります。それ故に勉強などが他の子よりも遅れ、自分に自信が持てずに苦しむ子が多いようです。

ADHD（注意欠陥・多動性障害）は不注意（集中力がない）、多動性（じっとしていられない）、衝動性（考えずに行動してしまう）の３つの症状がみられる発達障害のことです。年齢や発達に不釣り合いな行動が仕事や学業、日常のコミュニケーションに支障をきたすことがあります。

人口調査によると、子どもの20人に1人、成人の40人に1人にADHDが生じることが示されています。以前は男性（男の子）に多いと言われていましたが、現在ではADHDの男女比は同程度に近づいていると報告されています。引用元：https://h-navi.jp/column/article/97

今の時代だからこそ、この病気への理解がありますが、深瀬さんの時代は情報が蔓延してなかったので、ただ差別的な目で見られ苦しんだことでしょう。

現在になってみれば、同じ病気に苦しむ子にとって克服して音楽で成功したFukaseさんは良い励みになっていることでしょう。