日本が世界に誇る天才ギタリストの布袋寅泰さん。
2021年にソロとして始めて紅白歌合戦への出場を決めるなど、最近では活動の幅が広がっています。
冷静に考えてみると、布袋さんは時代ごとに名曲を生み出し続けています。
江頭さんがテーマに使用してる「スリル」を筆頭にキルビルのテーマ曲など、誰もが知る代表曲がいくつもあります。
ここ最近の布袋寅泰さんのセットリストを見ると、ソロのギタリストにして濃厚で充実した内容で驚きます。
布袋寅泰の2021年のライブのセットリスト。10月21日神奈川県民ホールサ参考
01. スリル
02. B・BLUE
03. BE MY BABY
04. DANCING IN THE PLEASURE LAND
05. GUITARHYTHM
06. 季節が君だけを変える
07. WELCOME TO THE TWILIGHT
08. 10年前の今日のこと
09. 1990
10. LONELY★WILD
11. FLY INTO YOUR DREAM
12. Pegasus
13. POISON
14. WORKING MAN
15. NO. NEW YORK
16. GLORIOUS DAYS
17. DREAMIN'
- encore -
18. 鐘が鳴る (Ms.OOJA)
19. 恋をとめないで
20. SURRENDER
紅白歌合戦の布袋寅泰の演奏曲は「スリル」か「poison」「バンビーナ」が候補?
大みそか恒例の『第72回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が11月19日に発表され、そのメンツの中に布袋寅泰さんの名前がありました。
始めての出場だと思わていますが、実は2006年に現在の嫁・今井美さんが「PRIDE」で出場した際にギターとして出場し、夫婦共演で話題になりました。
2018年には、石川さゆりさんが大トリで披露した「天城越え」にてギターで登場し、大きな話題となりました。
つまり、布袋さんの出場は今回で3度目ということになります。
ソロとしての出場は始めてで間違いないですが。
演奏される曲に関しては誰もが知ってる「スリル」、「poison」「バンビーナ」が候補に上がっています。
2021年のライブツアーではどの曲も披露されているので、可能性は高いと思います。
布袋寅泰の「スリル」の歌詞には「Baby」91回登場する。史上最多!藤井フミヤのコーラスも
今では布袋寅泰さんの代表曲ともなっている「スリル」。
現在のライブツアーではセットリストが2パターンに分かれてますが、1つのパターンでは1曲目に演奏しファンをドッと沸かせています。
ちなみにこのスリルに関しては2つの意外な事実があります。
その1つが「Baby」というワードが、史上最も多く登場する楽曲であるということ。
2018年11月28日に放送されたバラエディ番組「水曜日のダウンタウン」での検証結果では、
- 第10位 福山雅治「BABY BABY」26回
- 第9位 安室奈美恵「Baby Don't Cry」29回
- 第8位 藤原さくら「BABY」30回
- 第7位 少年隊「Baby Baby Baby」41回
- 第6位 Allies「Baby Baby」42回
- 第5位 銀杏BOYZ「BABY BABY」44回
- 第4位 JUSTIN BIEBER「Baby」56回
- 第3位 Ariana Grande「Baby I」62回
- 第2位 Complex「BE MY BABY」70回
- 第1位 布袋寅泰「スリル」91回
と、2位に21個の差をつけて1位に輝いてます。
曲の作詞は森雪之丞さんで、過去に有名アイドルの楽曲を多く担当された売れっ子作詞家です。
布袋さんに書く作詞の良さが氷室さんにも広まり、現在までの氷室さんの楽曲の作詞も担当するようになりました。
ともに元BOOWYの氷室京介さんと布袋寅泰さん。お二人の関係については気になるところですが、氷室さんからは90年代の終わりごろに「雪之丞さんが布袋さんに書いた詞が素晴らしいから俺にも書いてくれ」というオファーが来たんだとか。「僕はヒムロックからオファーが来た時に布袋くんにちゃんと相談はしたんです。“絶対に素晴らしいヴォーカリストだから僕は書きたい。で、もちろんその時に布袋くんとは絶対に違う世界を書くし”って話した時に、布袋くんは“わかった”と。“俺と向い合ってくれているように氷室にも向かい合ってくれ”って言ってくれたんです」
藤井フミヤが布袋の「スリル」のレコーディングに参加。Babyのコーラス
江頭2:50のテーマには抵抗?それでも布袋は「スリル」に敬意と誇り
「君の言う通り、君が『スリル』を登場曲として使い始めた頃、僕はとても複雑な気持ちだった」
「だってあの頃の君の存在は強烈すぎたよ。君が登場すると、誰もが悲鳴をあげて逃げ回るほど、ハッキリ言って迷惑だった」
と、迷惑だったという心境を綴りながらも、
「しかし、今後、僕はこの曲で君が登場することを苦々しく思ったりはしない。むしろ誇らしく思うだろう。なぜなら君が誰かを笑顔にするための努力を惜しまない、心優しき素晴らしい男だと知っているからだ。これからは『スリル』を僕からのエールだと思って使ってほしい」
と、芸人としての江頭さんを認め、自分の曲が使用されていること自体は誇りに思っているということです。