2003年にコメディ俳優のジャック・ブラックが主演の元、大ヒットしたコメディ「スクールオブロック」。
日本でも多くのファンを抱えるロックの名作映画ですが、なんとその映画が日本で舞台としてカバーされるみたいです!
しかも、主演に西川貴教さんが選ばれるという、最高の組み合わせ!
日本のロック史上、最高に面白い西川さんが抜擢されたということで、多くのファンが期待を寄せています。
スクールオブロックの物語
そもそもスクールオブロックというのはどのようなお話なのか?
売れないバンドマンである主人公のデューイが、自分のバンドを追い出された後に同居人の教員であるシュニーブリーになりすまし、私立の名門小学校に赴任するところから始まります。
同居人になりすまして先生になったデューイは、自分のクラスの音楽の授業を覗き、そこで生徒たちに音楽のセンスがあることに気が付きます、
そこでデューイは子供たちを騙して、バンドを組ませ、地元のバンドバトルで優勝することを目論みます。
デューイの熱くしくて面白い人柄に生徒はどんどん引き込まれていく、ロックミュージックの楽しさに触れていくというストーリーです。
主人公のデューイという人物は、映画ではコメディ俳優のジャック・ブラックが演じてましたが、彼のセンス溢れる細かいユーモアが映画の中で引き立っていました。
西川貴教が演じるデューイというキャラクター
デューイの担当楽器は基本的にギター。そしてコーラスも担当します。
前のバンドでは10分以上に及ぶギターソロに、客席へのダイブなど、バンドのカラーに合わない行動が多く、メンバーに嫌がられていました。
トレードマークのSGギターで脂っこいソロを奏でまくるという点、ギターをやってる人からすると愛すべきキャラクターなのです。
そして、歌えばエッジの効いたパワフルな歌声を披露するので、カリスマ性は抜群です。
映画版のジャックブラックと西川さんの共通点といえば、「背が低い」「髪が長い」「声の高い歌唱」があります。そして西川さんは滋賀県関西出身のお笑いに精通した人物でもあり、コメディ専門のジャックとは背景も似ています。
上演に向け西川は「かのアンドリュー・ロイド=ウェバー氏の力強い楽曲を歌わせて頂くプレッシャーはありますが、主人公デューイをエネルギッシュに演じられればと思っています」と意気込みを語り、エレキギターの練習を始めたと言う柿澤は「左指先の豆が徐々に育ち、街のフェンスや自宅の駐車場のシャッターがギターのフレットに見えてくるほどプレッシャーを感じ始めています。お客様には、ライブに遊びに行く感覚で劇場にお越しいただけたら幸いです!!」とメッセージを送っている。引用元:Yahoo!ニュース
ただ、問題なのは西川さんのギターです。あのジャックのようなしつこくてうるさいセンスのギターを奏でることはできるのでしょうか?
西川貴教と柿澤勇人がW主演!
今回の舞台版のスクール・オブ・ロックですが、主人公のデューイ・マフィンを演じる西川さんと同じく、柿澤勇人さんが演じます。
主人公の売れない破天荒なロッカー教師デューイ・フィン役は西川貴教と柿澤勇人がWキャストで担当し、デューイが教師になりすまして潜り込む名門進学校の校長ロザリー・マリンズ役は濱田めぐみが演じる。このほかの出演者にはネッド・シュニーブリー役の梶裕貴、相葉裕樹、パティ・ディ・マルコ役のはいだしょうこ、秋元才加ほかが名を連ねている。併せて今回の日本版の演出を、鴻上尚史が手がけることも明かされた。なおメインキャストとなる生徒役の出演者はオーディションで選抜される。オーディションの応募受付は6月30日まで。引用元:Yahoo!ニュース
スティーヴィー・ニックスの大ファンであるロザリー校長は濱田めぐみさんが演じるそうです。
デューイにバーに連れ出されて騙されるシーンが、西川さんと濱田さんで再現されると想像するだけで楽しみです!
ただ、子役は大丈夫なのでしょうか?天才ギタリストに天性の歌声を持つ女の子、やんちゃでうるさいドラムの子・・・これらはオリジナルと同じ調子で揃えることは難しいと思います。
オリジナルとは違った魅力で勝負するのかな?と考えてます。
個人的には西川さんに無理にギタースキルを身につけさすよりも、パワフルな歌声をしつこく聞かせるようなキャラに変えてみるのも良いと思います。
この物語に関しては子役の恩恵が強いので、今後のオーディションの内容次第で、期待できる内容なのかがわかります。
西川は作品のファンだった?
西川さんの作品に向けたコメントが発表されていました。
「3年前、仕事でニューヨークを訪れました。
短い滞在期間でレコーディングと撮影を行うので全く予備日がなかったのですが、唯一観られた作品が「SCHOOL OF ROCK」でした。
そんな作品の主演を後に務めさせて頂く事になるとは、夢にも思いませんでした。
かのアンドリュー・ロイド=ウェバー氏の力強い楽曲を歌わせて頂くプレッシャーはありますが、主人公デューイをエネルギッシュに演じられればと思っています。
日本初上陸のミュージカル「スクール・オブ・ロック」是非ご期待下さい!」
3年前というと、すでに作品は古い時期。
そんな時期でも鑑賞してたということで、筋金入りのファンだということはわかります。
とにかく、あのキャラクターを西川さんが忠実に表現しようと頑張ってくれること、そのものに作品のファンとして嬉しさがあります。
良い子役が決まって、作品も成功してくれたら嬉しいです!