GLAYのベーシストとして活躍するJIROさん。
かつてはヴィジュアルリーダー的な存在ではありましたが、その後は着々と力を付け、玄人にも評価される、日本屈指のベーシストとなりました。
JIROさんがステージで使用するベースは、どれもダークカラーでかっこいいですね!
「もしかして全部オーダーのベース?」など、JIROさんの機材への今日は尽きません。
今日は実際にJIROさんが使用してるベースのモデルや機材についてまとめていました。
JIROの愛用ベース(モデル名)と機材
JIROさんが現在、主にステージなどで愛用してるモデルは、
・Top Dog :JRO-07:JRO-09RB:JRO-01
・Gibson:60 Thunder Bird Bass
・Music Man:Bongo Bass
です。
特に「Top Dog JRO-09RB」は長年彼を支える相棒的存在です。
シールだらけのこのベースですが、現在ではヴィンテージ物のような味が出ていてカッコいいです!
同じベースが手に入らなくても、この癖のあるステッカーの貼り方だけ真似してる方は多いみたいですね。
JIROの機材への考え方
JIROさんの機材ですが、本人はかなり昔から、逆に強調し過ぎないベースを目指していたそうです。
ある意味、ベースらしいベースということですね。
「音作りには俺、漠然とした印象しかなくて。うちギターが2人いるんで、あんまりベースで存在感を示すようなことっていうのは、ちょっとバンドにとって逆にナンセンスなんじゃないかな?って思って。で、ギターのエッジの尖った部分は完全にギターに任せちゃおうっていう瞬間があって、そこからは割と低音域を意識した作り方になってましたね」
彼が使用してるエフェクターで有名なのが、激レアエフェクター「BUDDA PHATBASS」。
主にオーバードライブ的な役割を果たすエフェクターですね。
真空管ならではの激太サウンド!音痩せもなく迫力満点!もちろん結構歪みます。
ただ、中古で出回っていてもすぐに売り切れてしまい、売っていたとしても高額であることが多いです。
JIROさんの音を完全にコピーするには必須の機材だと思いますが、これを手に入れるのが一番大変だと思います。
JIROのベースは上手いのか下手なのか
かつて日本を代表する敏腕プロデューサーの佐久間正英さんは、
「GLAYは日本のバンドの中でダントツに洋楽的リズムを持ってる」とバンドを評しました。
もともとGLAYを長く支えていた裏方さんですが、現役時代は凄腕のベーシストとして知られた方です。
そんな方の下で鍛えられたGLAYの演奏なのですから、特にJIROさんは良い弟子として様々な物を佐久間さんが盗んだことでしょう。
さらに、GLAYは常にサポートドラムを付ける、ドラムがいない変わったバンドです、要所でGLAYで仕事するプロドラマーがJIROさんのベースのことを絶賛しているのです。
正直、普通のリスナーから見たら、GLAYのベース音は目立ちませんし、JIROさんに関してはほとんどヴィジュアルで楽しむ物だと思ってしまいがちです。
素人目では上手いのか下手なのかよくわからないベーシストかもしれませんが、歴代のプロの演奏家たちに絶賛されているということで、しっかりと”上手いベーシスト”なのでしょう。
JIROの演奏方法は独特すぎる?
過小評価されているJIROさんのベース。
その理由の1つに、独特な弾き方があります。
まず、「腕の振りが大きい」。そして「逆アングルピッキング」であることです。
過去に長い仲のジュディマリのユキさんにピッキングのことで言及されたことがあるぐらいです。
なんとも、師匠である佐久間さんの弾き方を受け継いでいるそうで、又は元ギタリストだった余韻が強く残ってる形です。
楽器が好きな人は演奏面ではJIROさんの癖のあるベースだけは楽しめるという方がいるぐらいです。
JIROが作詞作曲した「BLACK MONEY」
ベースのうまさとは別の話題ですが、JIROさんは作詞作曲能力の高さも一部では知られています。
MVではJIROさんとHISASHIさんが演奏対決するような構図で楽しめます。
演奏も作曲も独創的なJIROさんだけに、今後はもっと高く評価されて欲しいですね!