日本が世界に誇るレジェンド・木村拓哉さん。

キムタクの愛称は日本だけでなく、台湾や中国・韓国でも有名です。

木村さんとえば、SMAPのエースとして活躍し続け、SMAP在籍時代から俳優としての活動でも天下を獲っていました。

令和の若い子の中には、木村さんの何がそんなに凄いのか知らない子もいます。

今日は、全盛期の木村拓哉さんの凄さを知るために、若い頃に出演していた作品の視聴率や、外見の美しさ、影響力について書いてみたいと思います。

木村拓哉の全盛期は20代中盤から30代前半(ロンバケ〜プライド)

”木村拓哉の全盛期”といっても、人によっては定義は様々です。

ここでいうキムタクの全盛期は、俳優として天下を獲った時期から、SMAPとしても天下を獲り、さらには世間に多いに影響を与えた時期だとします。

視聴率が良いだけでなく、世間の人が”真似してみたい”と憧れた最初は1996年のロングバケーションだと思われます。

そして、高視聴率が続いた「プライド」、SMAPとして「世界に一つだけの花」のメガヒットが続いた2004年頃までが木村拓哉さんの全盛期のピークだったと考えます。

キムタクの服・セリフ・演じた役で世の中が動いた時代

日本の芸能界の歴史を振り返ると、松田優作さんや高倉健さんなど、世間に影響を与えたカリスマが数多く存在します。

木村拓哉さんはそんな面々の中でも一際目立って、世の中を動かした人であります。

木村拓哉さんがドラマの中で着た服やアクセサリーは、すぐに在庫がなくなり高値で流通されたりしました。

ドラマの中で言ったセリフが流行語になったり、モノマネ芸人のレパートリーになったり、一般人でも真似されました。

さらに、キムタクがドラマで美容師、検事、パイロットを演じると、そのドラマの翌年の学校入学者数の増加、就職の倍率が高まるという現象もありました。

また、あまりにも木村拓哉さんの視聴率がハイアベレージがゆえに、ある飲食店ではキムタクのドラマの日時に合わせてバイトを減らしたり、中には閉めてしまうようなお店もあったそうです。

ロンバケが社会現象になった時期は、ドラマの日時に「街から女性が消える」と言われてたぐらいです。

キムタクの髪型がそのまま流行のヘアースタイルになるのは当たり前

キムタク全盛期の時代は、彼が身につけているアクセサリーや小物を真似する男が街に溢れていました。

流行の髪型といえば、ズバリ木村拓哉のヘアスタイルでした。

特に印象的だったのは、ロン毛、ベートーヴェンのパーマ、前髪をバッサリさせたスタイルです。

HERO辺りのパーマヘアーに、キムタクと同じオニヤンマのようなサングラスを付ける男がそこら中にいました。

平成中盤の流行り=木村拓哉と認識しても大袈裟ではありません。

それぐらい全盛期の木村拓哉さんの人気・影響力は凄まじかったのです。

歴代の木村拓哉のドラマの平均視聴率一覧【ベスト7】

順位 年代 ドラマ名 平均視聴率
1位 2001年 HERO 34.3
2位 2000年 ビューティフルライフ 32.3
3位 1997年 ラブジェネレーション 30.8
4位 2003年 GOOD LUCK!! 30.6
5位 1996年 ロングバケーション 29.6
同6位 1998年 眠れる森 25.2
同6位 2004年 プライド 25.2
7位 2007年 華麗なる一族 24.4

過去のキムタクのドラマの瞬間最高視聴率一覧【ベスト7】

順位 年代 ドラマ名 最高視聴率
1位 2000年 ビューティフルライフ 41.3
2位 2003年 GOOD LUCK!! 37.6
3位 2001年 HERO 36.8
4位 1996年 ロングバケーション 36.7
5位 1997年 ラブジェネレーション 32.5
6位 1998年 眠れる森 30.8
7位 2007年 華麗なる一族 30.4

 

年代順での木村拓哉のドラマ一覧。松たか子と何度も共演

ドラマタイトル テレビ局 平均視聴率(最高)
1995 人生は上々だ TBS 23.2
1996 ロングバケーション フジテレビ 29.6(36.7)
1997 ラブジェネレーション フジテレビ 30.8(32.5)
1997 ギフト フジテレビ 18.2(23.0)
1998 眠れる森 フジテレビ 25.2(30.8)
2000 ビューティフルライフ TBS 32.3(41.3)
2001 HERO フジテレビ 34.3(36.8)
2002 空から降る一億の星 フジテレビ 22.6(27.0)
2003 GOOD LUCK!! TBS 30.6(37.6)
2004 プライド フジテレビ 25.2(28.8)
2005 エンジン フジテレビ 22.6(25.3)
2007 華麗なる一族 フジテレビ 24.4(30.4)
2008 CHANGE フジテレビ 22.1(27.4)
2009 MR.BRAIN TBS 20.5(24.8)
2010 月の恋人~Moon Lovers~ フジテレビ 16.8(22.4)
2011 南極大陸 TBS 18.0(22.2)
2012 PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~ フジテレビ 17.7(20.1)
2013 安堂ロイド~A.I know LOVE?~ TBS 12.8(19.2)
2014 HERO フジテレビ 21.3(26.5)
2015 アイムホーム テレビ朝日 14.8(19.0)
2017 A LIFE~愛しき人~ TBS 14.5(16.0)
2018 BG~身辺警護人~ テレビ朝日 15.2(17.3)
2019 グランメゾン東京 TBS (13.3)

木村拓哉と松たか子の友情。全盛期の始まりとピークに共演を重ね

木村拓哉さんと松たか子さんの関係性は特別です。

木村さんが視聴率男としてチヤホヤされるきっかけになったのは、1996年の「ロングバケーション」です。

実は松たか子さんと木村拓哉さんの最初の共演は、このロンバケが最初だったのです。

ロンバケでの松たか子さんは、木村さんの振られてしまう役でありました。

しかし、その1年後の「ラブジェネレーション」で再び共演すると、こちらのドラマでは二人はめでたく結ばれます。

当時は、ロンバケの切ない失恋からのラブジェネでの劇的な恋模様に、一部のファンが私生活でも本当に熱愛していた欲しいと願ったものです。

木村拓哉が既婚者になった後の松たか子の安心感

木村拓哉さんは2000年に工藤静香さんと結婚します。

世間の女性の悲鳴が凄まじかったですが、2001年に「HERO」で再び松たか子と共演すると、歴代最高視聴率を記録。

アイドル人気なしでも数字が取れる男であることを証明しました。

結婚してしまったキムタクロスが尾を引いた流れの中で、HEROという作品があったことが、その後も木村拓哉さんの全盛期を引き伸ばした要因だと思われます。

HEROというドラマの成功も、ヒロインが長く一緒に共演してきた戦友である松たか子さんであったことが大きかったとされます。

2000年に結婚を発表して、HEROがスタートする2001年までは、木村さんの結婚を祝福する女性もいれば、「もうキムタクのドラマなんてみない」と荒れる女性もいました。

HERO及び松たか子がいなければキムタクの時代は2000年で終わってた?

もともとはSMAPというアイドルグループのエースでもある木村拓哉さんの結婚は、それほどに世の中に衝撃を与えていたのです。

そんな中で、もはや仕事上の夫婦のような松たか子さんとの共演であったこと。

HEROという作品の内容が素晴らしかったこと。

それらが、ファンの嫉妬心を分散させ純粋な気持ちで作品を評価する方向に向かわせたのではないでしょうか?

もし、松たか子さんの存在がいなければ、今の木村拓哉さんのキャリアはなかったと言っても過言ではないと思います。

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