人気ロックシンガーの矢沢永吉さんが実はバツイチというのはあまり知られてない話ですね。
初婚の嫁さんのすみ子さんとは壮絶な不倫の末に離婚し、その不倫相手とすぐに再婚されました。
その再婚相手のマリアさんは、1990年から現在までに夫婦を続けています。
なぜ、矢沢さんは最愛の最初の嫁さんを捨ててマリアさんと不倫関係になってしまったのか、そしてマリアさんとは一体どのような女性なのか？
矢沢永吉と現在の嫁・マリアの馴れ初め。愛人で始まり不倫関係で出産
矢沢永吉さんはデビューする前に知り合った一般人の女性「すみ子」さんと1972年に結婚しました。
最初の嫁・すみ子さんは平凡な家庭を好み、旦那には仕事を家庭に持ち込まず朝早くに仕事に行き、夜には帰ってくることを求めていたそうです。
矢沢さんはソロになり次第、責任感とプレッシャーから自宅でも作曲をするようになり、さらには家に帰る時間も遅くなってしまいます。
離婚の理由に関しては「愛が無くなった」と仰っていたぐらいに、当時の多忙で家庭顧みない矢沢さんに愛想を尽かしていたそうです。また、矢沢さんは仕事でも仲間への信頼関係も揺らぎ、公私共に孤独を感じていました。
マリアさんと出会ったのはそんな時期です。
出会った時期は1977〜1978年で、場所はアメリカ・ロサンゼルスでした。
当時、モデルをやっていたマリアさんは、矢沢さんよりも3〜4歳年下でありながらも洗練された強くて勇ましい女性だったそうです。
矢沢さんの周りには媚びたイエスマンしかいなかったために、はっきりと物がいえるマリアさんに惹かれたのです。
また、マリアさんのアメリカ人クォーターだけあって美しい見た目も好みだったそうです。
矢沢さんはマリアさんと出会って不倫関係になった後に、1979年に「過ぎゆくすべてに」という曲の中でマリアさんの名前を何度も歌にしていました。
矢沢永吉とマリアの長い不倫関係。離婚前に娘を出産し再婚
矢沢永吉さんがマリアさんと再婚したのは1990年ですが、出会ったのは12~3年前の1977~8年です。
マリアさんと不倫していることが報道され始めたのは1980年頃でした。
空港で謎の美女と楽しそうに過ごす姿が報じられていました。
1985年には嫁・すみ子との離婚が成立する前にも関わらず、マリアさんは矢沢さんとの子供を出産します。
愛人との間に生まれた娘に対して、矢沢さんは、
｢東京に帰ってきて初めて抱いた時に思った｡ああ､よく生まれてきてくれたと｡その時､いましばらくは大変な思いをさせるけど､必ず矢沢の姓にさせるからと思ったよ｣
と当時の心境を語っています。
生まれるまでは不安で怖くて逃げたい気持ちだったみたいですが。
娘が生まれた翌年には、自身の楽曲の中に娘の名前「洋子」が登場する曲が世に出ました。
離婚が成立する前にここまでやってしまうとは、やはり時代だったのですかね。
矢沢さんはすみ子さんとの離婚が成立すると、慰謝料に高級車ポルシェ３台分ほどの膨大な慰謝料を支払ったそうです。
矢沢永吉は嫁・マリアとの間に3人の子供が誕生
前の嫁さんと離婚する前の1985年に長女の洋子さんが誕生し、その後も男の子2人を授かっています。
洋子さんは歌手として活躍してるので有名ですね！
洋子さんの幼少期は矢沢さんには巨額の借金の報道がありましたし、4歳の頃にようやく前の奥さんと別れて「矢沢」名字になったという変わった境遇を歩んでます。
色々なことがありながらも、過去も現在も父を嫌いになったことは一度もなく、むしろずっと尊敬し続けているそうです。
洋子さんの後に生まれた2人の男の子も早稲田慶應という難関大学に進学し大手に就職するなど、しっかりと明るい未来を歩んでいます。
矢沢永吉の嫁・マリアの年齢は4つ年下？離婚歴も。元旦那はファッションデザイナー・熊谷登喜夫
矢沢永吉さんは1989年にすみ子さんと離婚し、1990年に現在の嫁・マリアさんと再婚しました。
最初の嫁・すみ子さんは3歳年下でしたが、２番目の嫁・マリアさんの年齢も4歳ほど年下であります。
マリアさんの年齢に関しては、1981年頃の週刊誌で、前年1980年に撮影された写真で”２８歳のモデル女性”と報じられていたので、当時31歳だった矢沢さんの年齢と比較して3歳年下でした。
バツイチでの再婚でありましたが、実はマリアさんにも過去に離婚歴があります。
マリアさんの前の旦那は熊谷登喜夫さんというファッション界の大物であります。
前旦那の熊谷登喜夫さんは1987年に死去されていますが、マリアさんと離婚した時期はそれよりも前だとされ、矢沢永吉さんとはダブル不倫だったのではないか？という疑惑もありました。
マリアの元夫・熊谷登喜夫は1987年にエイズで死去。矢沢永吉とはダブル不倫？
マリアさんと前の旦那・熊谷登喜夫さんがいつ離婚したのか正確な情報はありませんが、熊谷登喜夫さんが死去する前にはすでに不倫関係にあったのは確かのようです。（死別説もありますが違います）
1970年代の後半にマリアさんは矢沢さんと出会い、1985年には矢沢さんとの子供を産んでるぐらいですから。
つまりはマリアさんが1970年代後半までに離婚していなかった場合、当時は矢沢永吉さんとはダブル不倫という状態だったということになります。
マリアがいなければ35億の借金を返せなかったが、すみ子と過ごした川崎時代が一番幸せだった？
矢沢さんと最初の嫁・すみ子さんの離婚理由は忙しさで家庭を顧みなくなったこと、マリアさんとの不倫関係の他に、当時抱えた35億の巨額な借金にあるともされています。
信用していた仲間に裏切られて巨額の借金を背負った矢沢さんですが、当時は「もう無理だ」と思ったそうです。
毎日、お酒に逃げて現実逃避をしていたそうです。
そんな時にマリアさんに励まされ、仕事をたくさん入れて踏ん張ったとされます。
マリアさんは矢沢さんに、
お酒もいっぱい飲んだでしょ？飽きたよね？たしかに大変な額だけど、矢沢永吉が本気を出したら返せないお金じゃないから
と背中を押したのです。矢沢さんは何度もマリアさんに「マジ？」聞いて、マリアさんは「マジ！」と返したそうです。
そして矢沢さんは借金返済に向けて「これは映画だと思えばいいや」と開き直って走り出したのです。
マリアさんがいなければ、あの頃の矢沢さんはだめになってたかもしれませんね！
矢沢永吉は下積み時代の前嫁・すみ子との川崎生活を愛した。戻りたい気持ちと後悔
マリアさんがいなければ今の矢沢永吉さんが存在しないのは確実だと思いますが、矢沢さんが人生でもっとも幸福を感じていたのは前嫁・すみ子さんとの下積み時代です。
当時は家賃１７０００円の川崎の小さなアパートに住み、長男もまだお腹の中いたそうです。
女房（すみ子さん）や子どもたちにずっと後悔しています。夢と健康とパワーだけで走った時に、すごい大きな力で僕を受け止めてくれたのは女房ですよ。僕はすごく女房に感謝している。その時、何かわからないけれど、僕自身の中で新しい矢沢永吉ができていたんだよね。
できれば、僕は何度も何度も戻りたいと思った。いま振り返ったら、まだ川崎に住んでいた時、すごい人間らしさがあったね。キャロルを作る前に女房と二人でアパートに住んでいてね。どさんこラーメンに行くのが唯一の楽しみで・・・
それで浮島というところが川崎にあってね。そこへ二人でボンゴに乗って夜景を見に行って帰ってくる。その時、長男がお腹に入っていたね。あの時代・・・この前も女房と話してたんですけど、あの時代が結婚して最高の時だったね。悲しい話だけど・・・
お金や栄光よりも、結局はこういう時代が一番楽しいのかもしれません。
キャロルで人気者になり、まぁまぁなお金が入り、ソロになって成功し、ちょっとずつビッグになり、嫁も子供も贅沢させてあげれるようになって・・・この過程が一番楽しかったワクワクして楽しかったのでしょうね。
