芥川賞を受賞したことのある室井光広さんが死去されたそうです。
64歳の若さでした。
室井光広 死去
室井 光弘氏(むろい・みつひろ=作家、文芸評論家)さんは、
2019年の9月27日の午前11時30分に、
「敗血症性ショック」で亡くなりました。
神奈川県平塚市内の病院にて死去されました。まだ64歳でした
葬儀はすでに近親者で済ませたそうです。
喪主は妻の陽子(ようこ)さんでした。
死因の敗血症性ショックとは?
室井さんの死因とされる「敗血症性ショック」ですが、あまり聞き慣れない病気です。
実際には、どのような症状がある病気で、何が原因で起こるのでしょうか?
調べてみると、主に体温の極端な上昇、もしくは下がること症状があるみたいです。
敗血症の原因菌が血液中に放出するエンドトキシンによって誘発される細菌性ショック。サイトカインの分泌が促進され、血管が拡張し、血圧が低下。血流量が不足し、多臓器不全に陥る。敗血症ショック。
それに加えて、心拍数の上昇、呼吸数の増加、白血球の異常な増加または減少があるみたいです。
原因としては、特定の細菌が作り出す毒素によって、体内の細胞が炎症を誘発する物質・サイトカインが原因になるようです。
このサイトカインが放出されると、敗血症が起こるそうです。
室井光弘さんの経歴・学歴と代表作
名前:室井 光弘氏(むろい・みつひろ=作家、文芸評論家)
出身地:福島県
生年月日:1955年1月7日
出身高校:福島県立会津高等学校
出身大学:慶応大文学部卒業
職歴:大学図書館勤務、駿台予備学校英語科講師、東海大学文学部助教授。
代表作:1988年に評論「零(ゼロ)の力」で群像新人文学賞を受賞。
1994年に小説「おどるでく」で芥川賞を受賞。
著書に小説「あとは野となれ」、評論「キルケゴールとアンデルセン」なども有名です。
東海大学文学部の文藝創作学科では、創作、詩論、民俗学なども教えていました。
独特な喋り方、そして個性的な出で立ちが特徴だったそうです。
その後は学科発行の文芸誌編集委員顧問も兼任していました。