2019年新潟市民を震撼とさせた、新潟駅前で起きた刺殺事件。
若い男性が、以前に交際していた飲食店の女性を勤務先のお店の近くで襲ってしまったという事件です。
普段は平和な田舎である新潟駅周辺の方々は、近所で物騒な事件と調査が始まったことで、凄まじい恐怖を感じたことでしょう。
新潟市の繁華街のビルで飲食店店員、石沢結月さん(20)=同市秋葉区=が刃物で刺されて死亡した事件で、新潟県警は16日、殺人容疑で住所、職業不詳、斎藤涼介容疑者(25)の逮捕状を取り全国に指名手配、公開捜査を始めた。事件後、現場から徒歩で立ち去ったといい、県警が行方を追っている。
捜査関係者によると、ビルの防犯カメラの映像などから、ビル内にある飲食店に出勤してきた石沢さんを、待ち伏せしていた斎藤容疑者が襲った疑いがある。
県警によると、目撃情報などから斎藤容疑者が浮かんだ。石沢さんと面識があるといい、2人の間でトラブルがあったとみて調べている。石沢さんは複数回刺されており、県警はビルの階段踊り場で凶器とみられる血の付いた刃物を押収した。
埼玉県警によると、同県上尾市に住む斎藤容疑者の母親が事件前日の14日、「息子が元交際相手の女性を傷つけて自殺するとほのめかしている」と上尾署に電話で相談していた。
犯人がまさかの若い普通の男性だったというのもショッキングでありました。
被害者と加害者の関係と事件の動機、そして互いの経歴も異色だったということで、逮捕起訴された後も斎藤涼介容疑者の詳細についての報道が多くありました。
斎藤涼介被告の現在。実は新潟刑務所で死去!死因は急性腎不全
事件後、指名手配になってからすぐに逮捕された斎藤涼介被告。
現在の彼の刑期や刑務所での様子が気になってる人も多いと思いますが、実は斎藤涼介容疑者はすでに死去されています。
逮捕されたのが2019年で、死去されたのは2021年の3月です。
収容されていた新潟刑務所の単独室で呼吸停止の状態で寝ていたそうです。
JR新潟駅近くの繁華街で2019年、飲食店店員の女性を刺殺したとして、殺人と銃刀法違反などの罪に問われていた無職斎藤涼介被告(26)が勾留されていた新潟刑務所で病死していたことが14日、関係者への取材で分かった。
起訴状によると、斎藤被告は19年11月15日夜、新潟市中央区東大通1丁目のビル内で、飲食店店員石沢結月さん=当時(20)=の胸などを牛刀で複数回刺して殺害したとしている。まだ公判は始まっておらず、公訴棄却となる見通し。
刑務所によると、斎藤被告の死因は急性腎不全。今月3日午後0時半ごろ、単独室の布団であおむけに寝たまま、呼吸が停止していた。
死因は急性腎不全です。
斎藤被告は26歳の若さではありましたが、もともとは病弱な上に元ホストだったということもあって、胃が弱かったのでしょう。
イケメン・斎藤涼介の異色の経歴。元ホスト・ジュノンボーイのオーディション参加など
逮捕された当時からイケメンという声が多くあった斎藤涼介容疑者。
被害にあった女性「石沢結月」さんとは元交際相手であったということで、一方的な関係ではなかったということもあって、一部彼に肩入れする意見も出てしまうということです。(こんな事件を起こす人を擁護してはいけないですが)
只者ではない雰囲気のある斎藤涼介さんですが、実際に彼の経歴を辿ってみると、普通の寂しい男性とは違う、比較的にリア充寄りな人生を歩んできた典型的なイケメンであったことが明らかになっています。
斎藤涼介の身長・経歴・出身地・プロフィール
名前:斎藤涼介(読み:さいとう りょうすけ)
生年月日:1994年9月9日
出身地:埼玉県上尾市
職業・住所:不定
身長:175~180㎝
高校時代は野球部に所属
子供の頃に父と死別し母子家庭。中学生時代は地味な子で高校は通信制
精神的な病気を患っていたとされている斎藤涼介容疑者ですが、幼少期はやはり訳ありでした。
斎藤涼介容疑の父親は、彼がまだ幼い頃に亡くなってしまったそうです。
そして、残された母とともに母子家庭で育ったそうです。
その母親は別の男性と再婚するなど、複雑な幼少期を過ごしたみたいです。
斎藤容疑者の学生時はグレて不良になるというよりも、地味で目立たないタイプになってしまったそうです。
地元の中学校を卒業した後は通信制の高校に進学しました。
斎藤涼介はジュノンボーイに応募して第一選考の書類審査で落選
なんと、斎藤涼介容疑者は、あの大手「ジュノンボーイ」のオーディションに参加していたのです。
2016年に開催された「第29回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に応募していたのです。
整った外見と180センチという高身長であることから、本人的にも容姿にかなり自信があったことでしょう。
しかし、オーディションの結果は残念ながら第一審査の書類選考で落選だったみたいです。
さすがは大手、きっとライバルたちのレベルが高すぎたのでしょうね・・・。
20歳の頃に歌舞伎町のホストクラブで働いていた。真面目だがダラシない売れない
ジュノンボーイのオーディションに落ちた後の斎藤容疑者は歌舞伎町でホストとしてデビューします。
入店したお店は歌舞伎町の人気店「F」でした。
身長も高くてイケメンということで、もしかして売れっ子ホストだったのではないか?と思われましたが、残念ながらホスト時代の斎藤容疑者はまったく売れてなかったそうです。
入店当初はイケメンということで期待されていたそうですが・・・。
それでもホスト時代の評判は悪くなく勤務態度も真面目な方だったそうで、とても凶悪な事件を起こすような人には見えなかったそうです。
ただ、衣服や衣装などの洗濯などが行き届かないなど生活面や金銭面の管理などでだらしなさがあり、初回のお客様との接客が上手くいかず、お客に職業を聞くような爆弾発言が多かったようです。
「事件のニュースを見て、『あいつだー!』って、店でも話題になりました。あいつは”爆弾発言”が多く、たとえば風俗嬢のお客さんに職業を聞いてしまうようなこともしょっちゅうだった。空気が読めず、僕はヘルプもNGにしていました。顔はいいけどそれだけで、指名のお客さんは1人いたかどうか。ほぼ一匹狼でしたよ。付き合いがある奴もいなかったと思います。結局、3、4カ月で飛んじゃいました」
席についてる時に突然暗い表情をしたり、空気の読めない発言をしたり、常連さんで彼をNGにしてるお客さんも多くいたそうです。
入店してから同業者やお客との付き合いもほとんどなく3~4ヵ月でやめてしまったそうです。
ホストを飛んだ後はネットゲームで人狼殺界イチのイケメンとして活躍
ホストクラブを戦力外になった斎藤容疑者は、その後に新たな自分の世界を探し、今回の事件の被害者と出会う事になるネットゲームの世界に没頭することになります。
当時の記事では、斎藤容疑者が自らを「人狼殺界イチのイケメ」と威張っていたことが明らかになっています。
「ガノトトスはゲーム中、自分が『人狼』だと疑われた際、『この人狼殺界イチのイケメンの俺が、もし人狼だったら便器に顔をつっこんでやる』などと逆ギレ的にタンカを切ったりして、皆をあおっていました。でも、実際には彼が人狼だったりして、騙されている人もいた。後日、『もしバレたら本当に便器に顔をつっこむんですか?』と尋ねたら、『やるわけない』と笑っていました」(オンラインゲーム仲間)
ホスト時代は凶暴さはなかったと元同僚の方々は話していましたが、このネットゲームにハマった頃から、徐々に闇っぽい一面を出すようになったみたいです。
このゲームで進行を深めた「石沢結月」と交際を始め、後に破局し、ストーカーとなり、例の事件までに発展してしまうということです。
斎藤涼介と被害者の石沢結月の恋人関係。実家の埼玉から神奈川藤沢で一人暮らし派遣バイトの仕事
共通のネットゲームで知り合い、意気投合し、交際に発展した斎藤容疑者と被害者の石沢さん。
ちなみにホストを飛んだ後の斎藤容疑者は就職せずに職を転々としていたようです。
一時期は、義父の仕事を手伝っていた時期もあったそうですが、なかなか長続きしなかったそうです。
そして、事件を起こす最近までは埼玉の実家を離れ、神奈川県藤沢市で自分でアパートを借りて一人暮らしをしていたそうです。
斎藤容疑者は、人材派遣会社に登録し、日雇いのアルバイトで食い繋いでいたとのことです。
石沢さんが斎藤容疑者と別れてしまった理由のひとつに、やはり安定しない仕事などもあったことでしょう。
斎藤涼介の被害者・石沢結月の顔写真と勤務先(スナック・アジュール?)
名前:石沢結月(いしざわ ゆづき)
年齢:20歳
職業:飲食店店員
在住:新潟県新潟市秋葉区
今回の事件の犠牲者になった女性「石沢結月」さんの顔写真が報道されると、多くの人が「可愛い」と大好評でした。
しかし、彼女について調べてみるとスナックのようなお店で働いていたことが明らかになりました。
勤務していたお店の名前は「アジュール」で、立地は新潟駅万代口より徒歩2分。
最低料金は60分で4000円~でフリーのセットでも90分4000円。指名料は+2000円、同伴料は+3000円とかなり安いお店です。
石沢さんはお店では本名のゆづきとして勤務されていたそうです。
石沢結月は斎藤涼介にストーカーされていた?お店付近で待ち伏せ
今回のこの事件が発生したとされる現場は、石沢さんが勤務するスナック付近でした。
日頃から彼女に付き纏っていた斎藤容疑者は、お店の近くで石沢さんを待ち伏せしていたようです。
ちなみに石沢さんが働いていたお店は、新潟県新潟市中央区東大通1丁目6−22にある「三友ビル」という場所にある、「AZUR」というスナック系のお店です。
斎藤涼介の動機。犯行理由は別れた未練?(ストーカー被害)石澤結月は元カレ元カノの恋人関係
かなりひどい内容の事件ですが、多くの方が斎藤容疑者の犯行動機が気になっていることでしょう。
斎藤容疑者と、被害者の石澤さんは、もともとは交際相手だったということで、別れた後のこじれが一番の動機であることでしょう。
二人はオンラインゲーム「人狼殺」のオフ会をきっかけに、2018年頃から交際していました。
交際してた時期は、新潟在住だった石澤さんの方からt斎藤涼介に会うために上京して会いに行っていたそうです。
ただ、せっかく一緒にいるデートであっても、人狼ゲームを取り扱うカフェやラウンジなどだったそうです。
斎藤容疑者が定職につかないことなどが二人が別れた理由だと考えられます。
斎藤涼介の母親が警察に相談していた?
ちなみに、事件が起きる前に、斎藤容疑者の母親が、息子が元交際相手に何かをしそうだと警察に相談していたみたいです。
一方、埼玉県警幹部によると、上尾市に住む斎藤容疑者の母親から14日朝、上尾署に電話で「息子が元交際相手を傷つけそうだ。自殺をほのめかしている」と相談があった。埼玉県警は斎藤容疑者と接触しようとしたが、母親は斎藤容疑者が神奈川県在住と説明、「家族で話したい」として応じなかったという。
同居していた母親でさえ違和感があったというのだから、相当荒れていたんでしょうね・・・。
「まず、『あーっ!』っていう女の子の声が聞こえたんです。久々に友達と会ってテンションが上がっているような声だったので気に留めなかったのですが、すぐに『ごめんなさいごめんなさい!』という声と『ふざけんじゃねえ!』という男性の怒声が聞こえてきました。その後、私が今まで生きてきて聞いたことがないような、『ぎゃー!』という悲鳴が何回か聞こえてきた。
やはり、生前の石澤さんは斎藤容疑者からストーカーの被害に遭っていた困っていたそうで、事件が起きた時点で多くの人が彼が犯人であると勘ぐってたみたいです。
「石澤さんがスナックのお客さんからお金を貰っていたり、パパ活をしていたことが斎藤にバレたようです。斎藤は石澤さんとの交際に100万円近いお金を費やしていて、『他の男とは縁を切る』と約束していた。でも、石澤さんはスナックもパパ活もやめなかった。それで腹を立てた斎藤が、ツイッターで『爆弾を投下する』といって石澤さんのプライベートを暴露したんです」(別のプレイ仲間)
それでも、斎藤涼介さんの彼女に対する気持ちは本気だったのかな?とも思えます。
ゲームばかりのデートや定職につかないことを除けば、そこまで嫌な男ではなかったと思います。
実際に石沢さんは交際していた時点では、自分からわざわざ遠距離の斎藤容疑者のところまで通っていたのですから。
斎藤涼介と同姓同名のダンサーが存在するが別人
ちなみにネット上で斎藤涼介さんの名前を検索すると、シンプルな名前のせいか、多くの方が検索にひっかかります。
斎藤涼介さん自信がジュノンのオーディションに応募したり歌舞伎町のホストをしていたり、アクティブな人生を送っていたということで、ネット上で検索にひっかかる多くの人を彼だと勘違いしてしまっている人いるようです。
特に同姓同名のダンサーの斎藤さんはひどい勘違いを受けたみたいです。
素晴らしいダンサーです・・・かっこいいです。
この才能溢れる斎藤涼介さんと、彼は別人なので勘違いしないようにしましょう!