先週に大手週刊誌「週刊文春」のオンラインにて、今年2021年の2月から行方不明になり、同年3月に公園で遺体として発見された女子中学生の母親が、娘が生前に受けていたイジメの内容を告白したことが大きな話題となりました。
母親の娘・廣瀬爽彩さんは、数年前から過激な性的いじめに悩まされ、今回の死の根底にはそれが原因にあったとされています。
週刊誌に書かれたあまりにもひどいイジメの内容にネット民は激怒。
すぐに、廣瀬爽彩さんをいじめた主犯や、その解決に協力しなかった当時の女子教師を特定するに至りました。
ただ、焦って間違って人を特定してしまう一幕もあり、デマで犯人扱いをされ迷惑を被ったという第二の被害者も出てしまいました。
実際にもらう異事故を受けた方が、4月20日のコレコレさんの配信に登場。その中で、廣瀬爽彩さんのイジメ事件の加害者だと勝手に決めつけられ困っていることを相談し、多くのリスナーの同情を誘いました。
まずは、旭川で起きた廣瀬爽彩さんの行方不明の過程、その原因とされるイジメの内容を振り返ってみましょう。
行方不明の廣瀬爽彩が旭川の公園で発見
2021年2月に当時中学3年生だった廣瀬爽彩さんが行方不明になりました。
自宅に戻らず行方不明になり、家族が捜索願いを出し、母親が捜査の経過をツイッターなどのSNSにアップして話題となっていました。
多くのツイッターユーザーなどが協力的に動き、または同情と励ましの声を送るなど、廣瀬さんの無事を願う人は多くいました。
しかし、残念なながら自宅から戻らなくなった約1ヶ月後の3月23日に、廣瀬さんは自宅から離れた公園で凍った状態で発見されました。
発見された当時、すでに彼女の体の上には雪が積もっていたということで、死後にそれなりの時間が経過していたことがわかります。
ネット上では、なぜ中学卒業を控えた14歳の少女が、この時期に行方不明になり亡くなってしまったのか、不思議に思う点が多くあるとして闇深い事件とされました。
その後に母親が週刊誌に娘が性的イジメを受けていたことを明かしたこと、全ての成り行きが知られることになったのです。
週刊誌で火がついた炎上と特定
当時はネット民は、行方不明者のかわいそうな成り行きぐらいにしか思っていませんでしたが、Twitterで母親が娘がいじめに悩んでいたことを告白すると、すぐに「いじめが原因で自殺した?」との憶測が走りました。
そして、先日の週刊誌での母親の記事。
彼女の無事を祈ったユーザー達は怒り心頭で、いじめっこや中学校、担任の先生の特定に急いだのです。
廣瀬爽彩が受けたイジメ内容まとめ。性的な強要を転校後も?
今回の廣瀬爽彩さん報道では、生前に受けていたイジメの内容には触れられていません。
いじめの内容があまりにも性的で過酷だったということで、やはりコンプライアンスなどのこともあり地上波では伝えらないのでしょう。
ネット上では影響力を持つインフルエンサーやYouTuberがこの件について言及されています。
地上波で事件や虐めの詳細を知ることができないということで多くの方がネットで情報を収集するしかない状況です。
廣瀬さんが、誰にイジメを受けていたかというと、色々と複雑な構図です。
廣瀬さんはイジメを苦に転校しますが、転校した後も性的な写真・動画を巡っていじめが続いたそうです。
廣瀬爽彩が受けたいじめ内容のまとめと、人間関係の構図
よく知られる内容だけでも、
・性的な写真を送るように強要
・性的な写真を拡散
・川に飛び込むから動画を消してくださいと実際に飛び込むが、その後も動画を保持・拡散。(警察沙汰になっている)
・性的な写真で脅し、公園で小学生を含む多数人いる現場で卑猥な行為を強要。
・学校の先生は廣瀬さんの母親からの相談を3回無視。
と、かなり残忍というか、同じ人間だと思いたくないほど過酷ですね。
きっと知られてないだけでも、他に多くの嫌がらせや脅迫を受けたことでしょう。
グループの一人は廣瀬さんと行為をしていたという憶測もあります。それが望まない行為だった場合はイジメどころじゃ済まされません。(廣瀬さんといじめっ子のやり取りで「次はゴムなし」という表現があった為)
彼女のイジメの発端は、写真を送ってしまった男子でありますが、その後は女子も混じってイジメが過激になっています。
これだけ多くの人に狭いコミニュティで囲まれて、卑猥な写真で冷やかされたら、そりゃ心壊れます。
寝癖、あべあべが虐めの犯人と特定される?デマ被害をコレコレに報告
昨今、コレコレさんの配信が原動力になり、相談者が被害を受けた犯人が捕まったり、悲しい事実が明るみに出たりと、社会的な影響を与えています。
今回の廣瀬さんの痛ましいイジメと自殺の件も、コレコレさんが間に入ることで闇の深さを伝えることができました。
大変な二次被害が発生してるということで、流石のコレコレさんも度々ですね。
まさか、自分の放送でこんな重たい相談を受けるまでになるとは、コレコレさんも想像もしていなかったことでしょう。
また、同じYouTube関係でいえば、生前の廣瀬さんがイジメを受けてることを「まあぼう」さんに相談していたことが発覚し、大きな話題となりました。
廣瀬爽彩がイジメ被害をまあぼうに相談していた
廣瀬さんがまあぼうさんに相談した虐めの内容は、今回の週刊誌の報道よりもソフトです。
きっと、実情を話すとYouTubeにアップできないと読んでの控えめな訴えだったと憶測できます。
放送の中で「まあぼう」さんに、きついイジメで不登校になってしまったことを告白し、多くのリスナーの同情を誘いました。
学校側も隠蔽していたということで、ユーチューバーとして詳細を広めたかったことでしょうが、生前の彼女が写真の存在で怯えていたという事情を考えると、それも難しそうです。
学校がいじめ解決に動いてくれないという現実に、多くのリスナーがショックの反応を見せていました。
廣瀬爽彩が通っていた北海道旭市立北星中学校と女先生の特定
今回の週刊文春の記事の中で、母親は当時の担任であった女教師に幾度も相談していたことが明らかになってます。
母親は先生に3度も相談し、一度も相手にしてもらえなかったと嘆いていました。
先生はいじめっこ達を「お馬鹿さんだから」と、イジメをするような子達ではないと庇ったそうです。
虐めの相談を断った言い訳に、彼氏と会う約束があるという軽いノリもあったことから、ネット上では通っていた中学の先生の特定も進みました。
ちなみに廣瀬さんが通っていた中学校は北海道の「旭市立北星中学」です。
今頃、イジメのこと、先生の対応に対してのお問い合わせが殺到していることでしょう。