2021年9月に発表されたMr.Childrenの桜井和寿さんとエレファントカシマシの宮本浩次さんのコラボ曲「東京協奏曲」。

作詞作曲は小林武史さんが担当してます。

2021年9月15日にap BankのYouTubeチャンネルにてコラボ曲「東京協奏曲」のMVが公開されましたが、当日がネットニュースに取り上げられ話題を集め、動画再生数はすでに200万以上を突破してます。

楽曲のクオリティも勿論ですが、MVの世界観、歌詞の内容、ふたりの歌唱、すべてが最高であります。

東京協奏曲の歌詞がすごい。対極な宮本浩次と桜井和寿の両者に合っている

桜井和寿さんと宮本浩次さんのコラボ曲「東京協奏曲」ですが、作詞作曲は国内屈指のクリエイター・小林武史さんです。

東京という都会を舞台に、過去の失敗への切なさや痛みを背負い、それでも前を向いて進んで生きていこうという、その人の美しさと力強さを表現したような曲となっています。

オレはビルと空を見ていたよ 消えていくのは雲のかけらさ

オレは君ときえてゆくまでの 時よ永遠になれ 奏でてゆけ

例えることは 難しいけど 立ち止まるより 歩くより

彼女は言うなれば 踊るように生きている感じだ

宮本浩次さんは少し前に「木綿のハンカチーフ」のカバーで都会に染まった男性と、その男性の帰りを望む女性の曲を歌いヒットしました。

この曲とは関係ないですが、世界観が続いてるような錯覚が、余計に楽曲に奥行きを感じます。

歌詞の一人称は「オレ」。宮本さんがエレカシで使う一人称と同じですんなりと耳に入ってきます。

後悔や悲しみからの苦し紛れの前向きさんはミスチルっぽいです。

空っぽだけど動いてた 血を流しても笑ってた

楽しそうじゃないけど あいつはそれを面白がっていた

オンリーワンさえ もういまはあやしいけど ただ前に進んでる

だけど仕舞い込んでわすれようとした想いは この街の

 

未来に沁みとなって 傷となって 誇りとなって

 

夢が叶えられない人も 戻ろうとして戻れない人も

君や彼女の夢のかけらも 連れて明日を作ろう この街で

 

東京は夢も恋も痛みも 愛もポジもネガも 歌に変える

鳴らせオレのいのちにふれてく

鉄の弦をかき鳴らし 愛の歌で 言葉になれ

宮本さんが歌えばエレカシっぽいですし、桜井さんが歌えばミスチルっぽく聞こえるのがこの曲の歌詞の凄さだと思います。

「ポジもネガも」の意味→ポジティブとネガティブ?フィルムの意味も?

歌詞の中に登場する「ポジもネガも」の意味が最初わからなかったのですが、「ポジティブ」と「ネガティブ」の意味だそうです。

ちなみにカメラ専用の言葉に「ポジフィルム」と「ネガフィルム」というものがあります。

ネガフィルムとは撮影した画像の被写体の明暗が逆になり、色の濃い部分が白っぽく現像され、色の薄い部分が黒っぽく現像されます。

そしてポジフィルムというのはネガとは反対に、被写体の色と明るさがそのまま反映されるフィルムです。コントラストと色が反転せずに現像時に写ります。

カメラをやってる人はポジとネガと端折って言うことがあるらしく、その職業の方は「東京協奏曲」の歌詞を聞くとフィルムの話をしてると勘違いしちゃいそうですね。

ただ、歌詞が小林武史さんということで、ワンポイントで何か深い意味を持たせてる可能性があるので、フィルムとは関係ないとは限りません。

小林武史さんの楽曲コメントに「天使か堕天使か」という言葉があるのが気になります。

小林武史の天使か堕天使は桜井和寿と宮本浩次の対極さだけではない?

クレイジーで荒々しい宮本さんと、繊細で優しい桜井さんのコラボ。

一見、まったく合わなそうですが、このどちらの要素も必要な「東京協奏曲」でいえば、めちゃくちゃ合います。

小林武史さんは楽曲のコメントに「小さな奇跡」と、楽曲の出来栄えを絶賛してます。

とにかく際立つ個性の、宮本、櫻井、という歌い手が、揃って歌っているという姿が素敵です。自分がプロデュースしているとはいえ、狙い通りというより、やはり何かが降りてきてこの小さな奇跡を作ったという感じがしています。

MVにも出てくる、二人が見下ろしている「東京」という街も、多様な命のせめぎ合いやハーモニーを映し出しているとも言えるけれど、その二人も堕天使なのか、天使なのか、この時代を映し出す鏡のようにも見えます。

映画を見た後のコメントみたいな感じだけど、僕自身も最初から最後まで透明な触媒の様な感じでした。

最後に、「宮本くん、誠実な歌とともにap bankに理解を示してくれたこと感謝してます」「櫻井くん、とくに秀悦なコーラスワーク、素晴らしいです、ありがとう」

この場を借りて伝えさせてもらいます。

そして気になるのが「天使か堕天使か」という言葉です。

ふたりの個性の対極さを含めた意味だと思いますが、歌詞に登場する「ポジもネガも」という部分にも、何か含みがあるように感じます。

東京協奏曲のミュージックビデオの世界観とロケ地

この曲の魅力はふたりが登場するミュージックビデオに集約されてると思います。

シンプルな構成ですが、それが尚良いです。

同じ場所にいるのに、2人の絵が別々に見えるのがすごいです。

それだけ個性が別ということですね。

見慣れた銀座の時計塔も、何か雰囲気が違ってみます。

銀座の街の華やかさ、豪華さんの象徴だと思って見てた時計が、人生の時の流れを説明する残酷な番人のように見えてしまいます。

ロケ地はもちろん銀座の時計台

ふたりが立っている時計塔は、東京都銀座にあるものです。

誰もが一度は見たことがある、銀座の象徴的なものです。

時計台の雰囲気を楽曲の世界観に馴染ませることができたのも、あの2人のオーラと才能があるからでしょうね。

桜井和寿と宮本浩次が紅白に出場するなら時計台で歌唱する?

まだ決まってませんが、「東京協奏曲」は2021年を代表する名曲の1つであることに間違いなく、紅白出場の可能性だってあります。

宮本さんはバンドとして初出場を果たして以降、ソロとしても出場。

桜井さんはバントで過去に何度も出演していましたが、しばらくは出演を控え、昨年2020年に久々の出演。

ふたりが揃って出演するとなると、別の形で2年連続ということになります。

可能性は低いと思いますが、仮に出演するなら時計塔からのふたりが観て見たいですね!

 

おすすめの記事