YouTubeやブログが話題になっていた「スキルス性胃がん」で余命宣告されていた「ゆか」さんが、先日亡くなったそうです。
ゆかさんが亡くなったことはネットニュースになるぐらい反響がありました。
スキルス性胃がんの闘病の様子を記録していたユーチューバーのゆかさんが死去したことが、11日にユーチューブチャンネルにアップされた動画で明かされた。
ゆかさんは2020年6月、40歳の時にユーチューブチャンネルを開設。最初の動画の中で、同年2月にスキルス性胃がんと診断され、ステージはもっとも重い4bで、余命は3か月～1年だと明かしていた。
チャンネルは、小学校からの幼馴染である「えんちゃん」が運営を手伝い、動画でもインタビュアーを務める形でアップされていた。動画では、闘病生活についてや現在の心境などが語られ、毎回多くの応援コメントが寄せられていた。
しかし、5月25日に写真展を開催したことを報告する動画をアップ後、動画投稿が途絶えることに。そんな中、6月11日になり、2日にゆかさんが死去したことを報告する動画が「えんちゃん」によって披露された。
まず、ゆかさんとはどんな人物だったのか？
そして、どういう経緯で病気が発覚し、その後にブログやYouTubeを始めたのかというのをまとめてみました。
スキルス性胃がんのユーチューバー・ゆか氏。年齢や友人・彼氏の存在
名前：ゆかさん（苗字は非公開）
年齢：41歳
生年月日：1980年5月8日
趣味：韓国ドラマ
YouTubeのインタビュー者：えんちゃん（小学生からの友人）
スーパーマンというあだ名の彼氏
ゆかさんは独身で子供がいない身でありましたが、長年交際を続けていた彼氏がいたそうです。
記録の中では「スーパーマン」というあだ名で呼ばれていたので、正式な名前は分かりません。
大人の恋と言いますが、程よい距離感で交際していたことがわかり、仮に彼女が生きていれた結婚していたのかな？と考えると胸が痛いですね・・・。
ゆか氏のスキルス性胃がん発覚の経緯と余命3ヶ月
ゆかさんは長年、健康診断に行っていなかったそうですが、ある時に体調を崩し、病院に行ってみたところ、「スキルス性胃がん」が発覚したそうです。
ゆかさんが病院に向かったのは、2020年の1月です。前年2019年から胃の調子が悪く「胃潰瘍かな？」くらいに思っていたそうですが、病院で診断を受けると、怪しいと言われたそうです。
そして、病院で受診した1ヶ月後の2020年2月7日に「スキル胃がん」と診断されました。
当時にして、容態は悪く、ガンのステージは最も深刻なレベルでの「4b」でした。
スキルス性胃がんの生存確率は、5年以内に7%しか生きれない病気です。診断された段階ではすでに手遅れの状態だったそうです。
普通は診断から余命は半年から1年ほどなのですが、ゆかさんは初めて診断された段階で余命3ヶ月を診断されたのです。
ゆかがスキルス性胃がんの闘病ブログやインスタ・YouTubeの記録を始めた理由
気になるのは、なぜゆかさんがこれまでにも鮮明に病気との戦いを記録したのか？という点です。
ゆかさんは「自分の状況をちょっとでも知って欲しくて」という思いと、「生きてる証を残し、参考にしてもらいたい」「希望になったらいいな」という想いがあったそうです。
しかし、その中でも最初は葛藤もあったようで最初は周囲にも隠そうと思ったそうですが、それではたくさんいる友達を裏切ってしまうと思ったから、あえて公表したそうです。
そして、周囲に自分自身を最後まで見てもらいたいなという気持ちが強かったそうです。
また、残りの限られた時間の中で、お世話になった友達と思い出を作ったり、自分という存在がいたことを記録として残したとも思ったそうです。
ゆか氏の最後の挨拶。えんちゃんや遺言
YouTubeの動画の紹介欄には、長く共同でチャンネルを作り上げた幼馴染の相からの追悼の言葉がありました。
知っている方も多いかもしれませんが ゆかと2人で作り上げたこのチャンネルでも 報告させて頂きます。
ゆか、本当に よく頑張ったな・・・ ゆっくり休んでな・・・ また会おうな。
それまでこのチャンネルは俺が守るからな。 2020年2月にスキルス胃がんになり 余命は半年〜1年と宣告される。
今でも元気に生きてますが、 明日の保証なんてなく いつでも死と隣り合わせ。 このチャンネルで、「生きている」という証を作っていきたいです。
病気の事、私の私生活、伝えたい事を少しでも世の中の役に立てればと思ってます。
と挨拶されています。
また、インスタグラムでは、
ご報告
由賀を応援してくださった皆様由賀がかねてより病気療養中のところ、6月2日 5時26分 享年41にて急逝いたしました
本来ならば早速お知らせ申し上げるべき処でございましたが
深い悲しみの故にご通知が遅れましたことを深くお詫び申し上げますなお 葬儀は6月7日に親族・友人のみにて相済ませました
生前は由賀のためにご丁寧なお心遣いをいただきましたこと心より御礼申し上げます
また 日頃から由賀が、皆さまから元気のパワーを頂いていると申しておりました
ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでご通知申し上げます
と書かれています。
ゆかさんが亡くなった時のために書き込んでいたかのようなメッセージもアップされていました。
インスタでの由賀本人のメッセージ
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みなさんがこのメッセージを見る頃には、私はきっと天国にいます。
万が一の為に、昔からの友人にこの文章を投稿してほしい。と、私はお願いしました。
2020年、２月14日に、スキルス胃癌、Stage 4b.と、告げられ、
余命宣告をされ、今日まで一年ちょっとたちました。腹膜播種、卵巣癌、胆管炎、最後は腸閉塞…。
今まで何回もの手術にたえてやってきました。
いつも私は思う。自分よりもっと大変な人がいるから、私も頑張ろうって！
私は、抗がん剤治療はやらなく、
丸山ワクチンだけやり、緩和ケアに移りました。こうみえても痛いのが大嫌いで、
沢山手術をしてきましたが、沢山の、苦しみを耐えて自分でも良く頑張ったなー！って思います。在宅医療になって、素敵な先生に出会えた事もラッキーでした。
先生は私の事を1番に考え沢山希望をくれました。感謝してます。そして、私の人生…‼︎
本当に楽しかったな！！！
素敵な家族と、沢山すぎるお友達にいつも幸せを沢山貰いました。
みんな私と出会ってくれてありがとう！！！
仲良くしてくれてありがとうございます。
一回きりの人生で私はずっと笑ってたい人生を選びました！！
だからいつの間に、
happySmileって言うようになりました！！！
happySmile ☆
私と関わるみんながhappySmileでこれからもいれて、幸せでありますように！！！
そして今までありがとうございました！！！
yuka.
ゆか氏が亡くなったことへの反応
・涙が止まらないです… こんな素敵な人が…神様はひどい…私も検診行こう。生きさせてもらってる分、もっと時間を大切にしていこうと強く思いました。 幼なじみのえんさんも、元気出してくださいね．そばで見てるとつらいよ…
・ゆかさん、頑張りましたね。 そして、えんちゃん 貴方はゆかさんに たくさんの安らぎを与えた人だと思います、頭が下がります。 5年前に悪性リンパ腫で旅だった妻とゆかちゃんが出会って友達になってくれたらいいなと思います。 私も今、肺がんで闘病中ですが命ある間は、ゆかさんのように、今日も明日も 生きて行きます。 心から、ゆかさんのご冥福をお祈りします。
・私も余命数年です。 落ち込んだ時にゆかさんの動画をみつけました。いつも笑顔のゆかさんを見て元気をいただいていました。 今はコメントする言葉がみつかりません。 ゆかさん、いつも私を元気にしてくれてありがとうございました。 ご冥福をお祈りします。
