ウナちゃんマンの現在は孤独死。死因は年齢から老衰ではなく病気?ゲルゲは号泣

2000年代から2023年までネット界隈で有名だった配信者・ウナちゃんマン

2023年4月に死去するまでに多くのリスナーに愛されてきました。

晩年は人気も衰え、亡くなる最後は呆気ないものでした。

今日は、ウナちゃんマンという人物の経歴をまとめてみたいと思います。

また、謎とされている死因や、亡くなった当時の状況などについても書いてみたいと思います。

ウナちゃんマンの経歴。ネット配信の創成期に活躍!現在までの経歴

ウナちゃんマンは2000年代からネットで有名になった一般人の男性です。

これまでに多くのネット配信者に影響を与え、亡くなった最後は大手メディアで死去が伝えられました。

出身は静岡県で、実家は飲食店を経営していました。

活動名 ウナちゃん
本名 佐野智則
出身地 静岡県
生年月日 1968年10月29日
最終学歴 国学院久我山高校中退
血液型 O型
職業 配信業。居酒屋。

学生時代は野球が上手く、推薦で名門・国学院久我山高校に進学するも、いじめが原因で中退。

10代で裏社会に入り、その後におつまみのお店、スナックなどの水商売の経営など多種に渡って職業を変えていました。

配信者として有名になった後には大阪で居酒屋を開業し、死去する直近までファンや関係者が訪れていました。

2000年代にニコ生を中心に有名。ネット配信者として初めてお金を稼ぐ!専業での生活を実現

ウナちゃんマンは2000年代前半から”yahooチャット”や”スティックカム”などのサービスで、ネットラジオのような形態で配信を始めていました。

ニコ生が誕生すると生配信にシフトし、過激な放送内容で人気を獲得しました。

他人を罵倒しトラブルになったり、イベントを脅し逮捕されたりと、注目を浴びることに長けた方でした。

ある時には歌手のaikoさんや、GLAYのHISASHIさんが存在を認知する発言をしており、全盛期の知名度は芸能界にも及びました

熱狂的なファンを抱え、信者からお金や食品をもらうなどして生活。

配信を専業にお金を稼いで暮らしていたのはウナちゃんマンが最初でした。

ウナちゃんマン以降、彼に触発された多くの引きこもりやニートやフリーターがニコ生に参戦し、配信で飯が食える人が増えていったのです。

YouTuberの台頭で失速。晩年は金銭的に苦しく

ニコ生が全盛期だった2000年代後半から2010年代半ばまで、ウナちゃんは余裕の暮らしぶりでした。

しかし、2010年代後半からYouTuberが台頭し始めると、ニコ生から一気にユーザーが離れ、ウナちゃんマンの信者も激減していきました。

ニコ生配信者の中にはYouTubeに移行し事なき終えた方もいましたが、ウナちゃんは移行せず、あくまで生配信で信者を食い繋ごうとしました。

結局は、YouTuber達の勢いに押される形で人気を失い、過去のような暮らしができなくなりました。

ウナちゃんマンもたまらずYouTubeにシフトしようとしましたが、時期が遅過ぎたせいか、登録者数も再生回数も伸びず、地位を確立することはできませんでした。

晩年は金銭的に厳しく、生配信では覇気のない姿が見受けれました。

ウナちゃんマンは2023年4月5日に自宅で孤独死。死因は老衰や脳梗塞などの説

晩年のウナちゃんは”ふわっち”などでスケールを落とした配信をしていました。

亡くなる直近では顔色が悪く、呂律が回っていない姿を見せており、当時からファンから健康状態を心配されていました。

長く交際していたゲルゲさんとは別れ、かつて飼っていた犬「部長」も亡くなり、交流の場であった居酒屋も閉店、まさに孤独状態でした。

お金の都合なのか、狭そうなマンションを転々とし、お金関係で苦しそうな言動もあり、全盛期とは全然違う生活スタイルとなっていました。

そして、2023年4月4日にツイキャスで配信し、その後に5月まで音沙汰なしで死去説が浮上しました。

2023年5月2日にウナちゃんマンと長く交際関係であったゲルゲさんが死去していたことを報告しました。

5月2日、ウナちゃんマンに関して皆様に御報告があります。
2023年,令和5年4月5日(水)ウナちゃんマン(佐野智則)は永眠しました。
親族のご意見を優先しご報告が今に至った事をご理解下さい。
ご冥福をお祈りします。
献杯KP

音信不通の間に界隈で亡くなった噂が出ていましたが、それが事実となってしまいました。

ウナちゃんの死去は日刊スポーツでも報道されました。

人気ネット配信者の「ウナちゃんマン」こと佐野智則さんが死去したと、元交際相手でネット配信者の「ゲルゲ」が2日、ツイッターで報告した。

ゲルゲは「ウナちゃんマンに関して皆様に御報告があります。2023年,令和5年4月5日(水)ウナちゃんマン(佐野智則)は永眠しました。親族のご意見を優先しご報告が今に至った事をご理解下さい」と報告。「ご冥福をお祈りします。献杯KP」と悼んだ。引用:日刊スポーツ

長く話題にすらなっていなかったウナちゃんを大手メディアが報道したことに驚きの声がありました。

大手媒体が報道後、ネット上では昔にニコ生にお世話になっていたユーザーらの懐かしむ反応が転々とありました。

ウナちゃんマンの死因。老衰説も年齢は54歳。「最近寝るのが怖い」発言から脳梗塞の噂

ウナちゃんマンの死因についてはハッキリとしていません。

4月26日にウナちゃんの母親から通報を受けた警察が自宅を訪れ、亡くなっているウナちゃんマンを発見。

死去は同月5日頃とされ、亡くなって20日は経っている状態した。

腐敗が進み、液状化のような状態で鑑識で正確な死因を特定するのが難しかったようです。

老衰で亡くなった説もあれば、54歳という年齢から脳梗塞などの病気で亡くなった説もあります。

若い頃から酒とタバコをたらふくやり、起きてる時間も不規則で、晩年は呂律も回っていなかったことから「脳梗塞だったのでは?」という説があります。

亡くなる直近では、コンビニで何もないところで転んでしまったエピソードを披露したり、”寝るのが怖い”との発言をしていました。

本人も自分の最後が近いことを語っており、病気でありながらも病院に行かなかっただけだったとの見解ができます。

自殺説もありましたが、同時代にライバル関係だった鮫島さんが自殺で亡くなった際に、”怖くて無理(自殺が)”との発言をしていたので、自殺の可能性は極めて低いとされています。

ウナちゃんマンが死去したことへの周囲の反応。元恋人ゲルゲは号泣

音信不通の時期から既に死亡説が流れていたウナちゃんマン。

発見から回収までに時間が掛かった背景には、ウナちゃんの死去を嗅ぎつけた配信者が、自宅周辺をウロウロし、警察が彼らが騒ぐことを懸念したことが原因に挙げられます。

既に警察が死亡を確認した26日に自宅前に配信者の”ステカセキング”さんが撮影しており、警察に安否の質問しましたが、警察官からは「言えない」と流されていました。

一番最初にウナちゃんマンの死去を知らせたのは元恋人のゲルゲさんです。

交際&同棲していた頃は、ウナちゃんの放送の準レギュラー的な存在でファンに親しまれていました。

ゲルゲさんはウナちゃんが亡くなった後に放送を開き、その中で発見から回収までの状況について説明していました。

「配信者が誰もいないときに遺体を回収して」

「検死かけた結果、死後20日経ってましたっていうことやった」

あまりにも遺体が傷んでいたので、埋葬の際には、両親や親族は最後にウナちゃんマンの顔を見なかったそうです。

死去が確定した後は交流があった配信者が追悼の放送を行い、住んでいた自宅の前まで行って号泣する方もいました。

同業者からは憎まれることの方が多かったウナちゃんですが、結局は彼を敬う気持ちがある方も多くいたということです。

人気YOUTUBER・シバターさんもウナちゃんの死去について触れるなど、やはり影響力がある人物だったと言えます。

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