2023年に亡くなった配信者・唯我(本名:原唯之)さんと、アウトローのカリスマ・瓜田純士さんの関係が話題です。
唯我さんは2011年にニコ生に配信者デビューした、前科持ちのアウトロー配信者です。
瓜田純士さんは書籍、映画、格闘技と活動の幅を広げ、近年ではYouTubeで人気の元アウトローです。
唯我さんが2023年の年末に多摩川でスーツケースに入った状態で発見されると、瓜田純士さんが反応し考察を始めました。
事件の犯人はすぐに逮捕されておらませんが、瓜田純士さんの鋭い考察から、リアルな仮説がいくつも誕生しています。
今日は瓜田純士さんと唯我さんの関係について書いてみたいと思います。
瓜田純士と唯我は同じ中学の先輩と後輩。弟は同級生!
瓜田純士さんの生誕は1979年12月4日、東京都新宿区の大久保病院で誕生されました。
生まれも育ちも歌舞伎町で、学生時代には非行少年、卒業後は歌舞伎町の裏組織の人間になるという、生粋のアウトローです。
そして、唯我(原唯之)さん1977年5月12日生まれで、東京都新宿区出身です。
瓜田純士さんよりも2歳年上の唯我さんですが、2人は同じ新宿区立大久保中学校(現:新宿中学校)に在籍していた先輩と後輩の関係だったのです。
瓜田純士さんは中学1年の途中で杉並区立高南中学校に転校しましたが、大久保中在籍時の1年の頃に唯我さんと面識があったのです。
また、唯我さんの弟は瓜田純士さんとガッツリ同級生でした。
瓜田純士が”ふわっち”で後輩だと認めて明らかに
唯我さんは配信者としてデビューした当初から中学の後輩に瓜田純士さんがいることを自慢していました。
しかし、唯我さんはデビュー当時から自身を「元組長」「元住吉会相談役」「現IT社長」など身分を偽っていたことから誰も信用していませんでした。
また、当時の瓜田さんはアウトサーサイダーを引退し活動範囲がブログなど狭かった為、名前を知らない人もチラホラいました。
瓜田さんの後輩話はスルーされていましたが、その後に瓜田純士さんが”ふわっち”で配信者デビューし、後輩だっだのを認めると風向きは変わりました。
唯我さんのリスナーは「本当に瓜田の先輩だったのか!」と驚愕のリアクション。
そして、信じてもらえた唯我さんは気持ちが良くなったのか、”中学時代に瓜田に挨拶された”だの自慢話を頻繁を繰り返すようになったのです。
リスナーから瓜田さんとのエピソードを聞かれることも多くありましたが、明らかに話を盛っていました。
瓜田さんからは「先輩ヅラされても・・・」とバカにされたり、「タイの貧困みたい」とイジられたりと、全く尊敬されていませんでした。
また、駐車係だったと歌舞伎町時代のことを暴露された後は「瓜田さん」と”さん”付けで呼ぶ始末でした。
共演は実現せず。唯我の”自慢の後輩”と瓜田氏の”恥ずかしい先輩”の差が原因
唯我さんはニコ生やツイキャスで瓜田さんの名前を頻繁に出すなど、瓜田さんとの関係を鉄板ネタの1つとして重宝していました。
一方で、瓜田純士さんはYouTubeをスタートさせ、多くの大物とコラボしたりステップアップしていき、唯我さんの存在に触れることはありませんでした。
瓜田純士さんがブレイキングダウンなど知名度を拡大させた2021年頃、唯我さんは薬物関係の事件で逮捕されてしまいます。
唯我さんが2021年に薬物所持で逮捕された後、瓜田純士さんは自身のYouTubeの中で、唯我さんにエールを送るのと共に、共演を匂わす発言もしました。
配信者の界隈では、久々に瓜田さんの口から唯我さんの名前が出たこと、そして念願の共演の可能性が出たことに盛り上がりました
共演しなかった理由は”かっこ悪い先輩に偉そうにされたくなかった”
瓜田さんの歩み寄りを間接的に聞いた唯我さんは、その後に自身の配信の中で共演の話に乗る発言をしました。
唯我さんは「力の差を見せてやる」「いいよな、瓜田、動画は切り取って編集できるから」と煽りも含めたアンサーでした。
おそらく、生配信で得意の癇癪混じりのマシンガントークで瓜田さんを圧倒させるつもりで張り切っていたのでしょう。
しかし、その後に瓜田さんの方から唯我さんとの共演の話はなく、結局は共演はしないまま唯我さんは亡くなってしまいました。
瓜田さん唯我さんの死後に、49日に発見現場を訪問し、そこで生前の唯我さんと共演しなかった理由を明かしました。
理由は、「先輩でいたかったアイツとカッコ悪いやつに先輩面されたくないと思ってた俺とのネットの奴等には分かり得ない距離があり、それを奴も俺もなんとなく守ってたんだ」とのことでした。
唯我の死後の瓜田純士の犯人考察に非難が集まった理由。「今さら名前を出すな」「スカして癖に」
2023年に共演をしないまま死別してしまった唯我さん。
唯我さんが亡くなった後、瓜田純士さんは何度も犯人考察の動画をYouTubeにアップしました。
この際、
「昔にコラボの話を流した癖に」
「唯我が名前出してても反応しなかったのに」
「生前はスカしてたじゃん」
と、唯我さんの死後になって瓜田さんが唯我さん関連のコンテンツを出すことが気に入らないとの声が多く出たのです。
ただ、2021年に瓜田さんからの歩み寄りがあっただけでも有り難かったのに、余計な煽りを含めてアンサーしてきた唯我さんの身の程知らずさが響いただけで、唯我さんの自業自得です。
共演相手とバチバチして盛り上がりたい生配信者の常識と、共演者とバランスの良いコンテンツを作りたいというYouTuberの常識のすれ違いがあったのも理由の1つです。
瓜田さんにもメンツがあって、当時にして唯我さんを超えるファン数を抱えていたので、先輩マウンド前提のようなコラボに乗りたいと思うわけがないのです。
最後に「お前の後輩・瓜田純士」の言葉で華を持たせる
かっこ悪い先輩に偉そうにされたくなかった瓜田さん。
以前から唯我さんを尊敬してるようなコメントは1つもしていませんでした。
しかし、唯我さんが亡くなった後にアップした動画の中で、
「お前の後輩・瓜田純士」
との言葉を添えると、唯我さんのことをよく知るリスナーは感動しました。
あれだけ唯我さんを見下していた瓜田さんが、最後の最後に唯我さんに精一杯の華を持たせてあげたからです。
瓜田純士の考察でミクパパや”みやび”の疑いが晴れる?事件の犯人像がリアル
唯我さんの死後、捕まっていない犯人の考察動画を幾度もアップした瓜田さん。
事件発生直後は、唯我さんの臆病な性格から”女絡み”を予想したり、他多数の考察者に影響を与えました。
瓜田さんは唯我さんの関係者に積極的に聞き込みを開始し、住んでいた場所などにも訪問しました。
唯我さんが交際していた女性「ミク」さんと対話をすると、当時疑われていた彼女に対して謝罪の言葉と、絶対に犯人ではないとの呼びかけを行いました。
また、唯我さんと揉めたことがあり、好戦的なキャラで疑われていた”みやび”さんとも対話し、彼の疑いも晴らしました。
影響力のある瓜田さんが間に入ったからこそ、二次被害が防げたのです。
また、瓜田さんが2021年にアップした動画の中の言葉も掘り返され、特別な先輩後輩関係に感動する声も多く出ました。
闇バイト仲間の”クシ”と対話。ジャジャの本名まで知る
生前の唯我さんが闇バイトをしていたとの情報を得ると、そのバイト仲間だった”クシ”さんとも対話を開始しました。
クシさんから聞いた話をベースに、元アウトローの視点から鋭い考察を連発しました。
警察や裏組織の動きや考えそうなことを熟知していた為に、瓜田さんが立てた仮説はどれも真実味がありました。
考察動画をアップしていた期間は、ブレイキングダウン11の大会前で、知名度の低い唯我さん関係の動画をアップするのは収益的に損でしかありませんでした。
しかし、瓜田さんは先輩を想うようにアップを続け、収益よりも気持ちを唯我さんに捧げたような期間でありました。