現代、IT系の会社が増加したことで、デスクワークの職業が増えました。

事務的な仕事から、クリエイティブな作業まで、座っての仕事をされている方は増えました。

昔ならずっと立って動いてるような現場仕事よりも、空調の効いた室内で仕事をする方が良しとされていた時代もありました。

しかし、ここ2012年にオーストラリアのシドニー大学が、座りすぎによって死亡リスク40%増えると発表して衝撃を与えました。

また、さらなる事実が明らかになり、デスクワークをしている方に恐怖を与えています。

座りすぎによる健康リスクが衝撃的!

現代の日本人は仕事に限らず、家でも座って過ごす時間が長いとされ、それによって起こりえるリスクが発表され、話題となっています。

職場では長時間のデスクワーク、自宅ではテレビやスマートフォン…。現代人は1日の約60%を座って過ごすとされ、なかでも日本人が座っている時間は世界トップクラスだというデータも。近年、そんな「座りすぎ」が健康に悪影響を及ぼす恐れがあるとの研究結果が明らかになった。肥満、糖尿病、脳血管疾患、認知症などに罹患(りかん)するリスクが高まり、寿命が縮まる可能性を指摘する専門家もいる。こうした現状に対し、オフィスワーカーにとって当たり前の「座りながら仕事」を見直す企業も出てきた。(手塚崇仁)引用元:Yahoo!ニュース

主に、

肥満、糖尿病、脳血管疾患、認知症、

になるリスクが増えるとされてるのです。

これだけ健康に影響があるなんて、もっと昔から調査していて欲しかったですね・・・。

しかし、なぜ、そのようなリスクが発生するのか、具体的な構造が気になりますね。

座りすぎると死亡率の増加。糖尿病・認知症のリスクも

すでに日本でも座りすぎによる健康リスクを研究してるチームがあるようです。

その研究員によると、座りすぎによって、血液の流れや筋肉の代謝を悪くしてしまうそうです。

ずっと座り続けることによって、下半身の筋肉は全く稼働せず、体が求める栄養素に偏りで出てしまうそうです。

具体的に「インスリン抵抗性」ということが起こり、血糖値が上がりやすくなるとか。そのため糖尿病になるリスクが上がるそうです。

仮にそうだとしたら、対策として座りながらでも足を動かす習慣を取り入れる必要がありますね。

その上で、こうした生活習慣が長期にわたれば、糖尿病だけではなく、肥満、がん、認知症などの健康リスクを引き起こし、寿命が縮まる可能性にも言及する。

メンタルヘルスにも影響するといい、1日12時間以上座っている人は、6時間未満の人と比べて、抑鬱や心理的ストレスなどを抱える人が3倍近く多いという。

対策について、甲斐主任研究員は「30分以上座っていると代謝が落ちてくるため、定期的に筋肉に刺激を与えることが重要。高さを変えて、立った状態でも仕事ができる昇降式デスクの導入などで座っている時間を短くすることが効果的だが、一定時間ごとに業務を中断し、椅子から立ち上がり、数分でも歩いたり体を動かしたりすることも有効」と話す。引用元:Yahoo!ニュース

一見怖い研究結果のようには見えますが、実際には対策はいろいろとあります。

ただ、自分の職場がその対策を実施できる環境にあるかは謎です。

頭の固い現場であれば、仕事が始まって終わるまで、絶対に立ってはいけないなど、何か厳しい仕来りがありそうですもん・・・。

それでも大手IT企業などでは、基本的に座りすぎによる健康被害を受けないための対策が実施されてるそうです。

ゴムボールに座っての仕事や、ランニングマシーンで歩きながらのパソコン作業など、一見変わった光景をテレビで見たことがありますが、あれらはこの健康リスクを懸念しての取り組みだったんですね!

気にしない派の意見

このニュースが流れ、「だから何?」的な冷めた意見も多く見かけました。

・そもそも会社員は自宅から会社までの移動で足をめちゃ酷使する。

・たまに立つよりもずっと座ってた方が楽な人もいる、人それぞれ。

・立ったり動くことを強制する風潮になるのは嫌だ

・実施してる会社で働いてる人の意見は微妙

・そもそもずっとデスクに張り付く職業は現代でも稀である

このような意見を拝見しました。

実際は、デスクワークの方でも気にされてない人の方が多いのかもしれません。

ずっと座りっぱな職業といえば、エンジニアやプログラマー、電話サポートの方など、一般的とは言い難いです。

 

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