バンド全盛期を代表する伝説のロックバンド「T-BOLAN」。
そのバンドでドラムを担当する青木和義さんが2021年8月27日に自身のオフィシャルブログを更新。
そこで、今後の音楽活動休止することを発表し、大きなニュースとなりました。
青木和義(T-BOLAN)が活動休止。理由は家業への専念
T-BOLANでの活動休止を発表した青木和義さん。
8月27日に更新した自身のブログの中では、
「私、T-BOLANドラム青木和義は本日を持ちまして T-BOLANの活動を休止することをご報告させて頂きます」
「長い間、T-BOLANを応援してくださっている皆様には多大なるご心配をお掛けしますことを本当に申し訳なく思います」
「自分自身T-BOLANドラマーとして音楽活動を行っていく上で、一方で個人青木和義として地元岐阜にて、譜代から引き継いだ家業をこれまで両立してまいりましたが、昨今のコロナ禍の中、度重なるツアーの中止などを受け、これから先の人生を見つめ直す機会が増えました」
「メンバーとも幾度も話を重ねてまいりましたが、苦渋の判断で家業を守るため当面の期間T-BOLANの表舞台の活動を休止することを決心しました」
と綴っています。
明るく卒業という雰囲気ではなく、ファンやメンバーに対して申し訳ない気持ちが垣間見れる内容での発表となりました。
青木和義さんのブログには先代から続く家業に専念したいとの理由が書かれています。
ファン的には当然、いつか青木和義さんがバンドに復帰してくれると期待したところですが、このコロナ禍という状況で家業もしっかりやらないと厳しい状況を考えると、なかなか難しいことが想像できます。
今後、青木和義がT-BOLANに復帰する可能性は?
地元・岐阜での家業に専念したいという理由で活動休止を発表した青木和義さん。
今後、バンドに復帰する気持ちがあるのか気になるところです。
ブログでの挨拶で、今後の自分について少しだけ綴っています。
「今後は、地元岐阜に根付いた生活基盤設計に専念し、数年前から立ち上げた音楽やドラム演奏を楽しめる店の運営にも携わっていく所存です」
「自分自身の思いで、長年一緒に歩んで来たメンバー、そして応援してくださったファンの皆様にご迷惑、ご心配お掛けすることを思うと、なんとも説明しがたい気持ちで胸がいっぱいになり、本当に申し訳なく思いますが、あたたかく見守っていただけたら幸いです」
地元の岐阜を生活の基盤にすると書かれているので、家業が順調になっていけばいくほど、バンドへのカムバックは厳しそうです。
さらには、別方面でも音楽に関わる準備ができてるということなので、大好きな音楽を嗜むのにT-BOLANに依存する理由もなさそうです。
青木和義は現在までに岐阜バスの運転士などの仕事
そもそもT-BOLANは数年前にライブ活動を復帰させたばかりのバンドです。
それ以前は、ボーカルの病気のこともあってか、再結成自体ありえないぐらいに思われていました。
現在までに数年間でもライブ活動があったことが有難いのです。
ちなみに数年前にT-BOLANメンバーが再集結する手前には、青木和義さんはバス運転士などの仕事をしていたそうです。
99年の解散から昨年の再結成まで“空白の13年間”について、ドラムスの青木和義(47)は岐阜でバスの運転手を、ベースの上野博文(48)は配送業をしていたことを告白。ボーカルの森友嵐士(48)は「俺たちの素顔があふれ出ている」と話している。引用元:スポニチ
やっとバンドに復帰してくれたと思った矢先に、地元に戻って家業ということです。
再結成された当初は、メンバーが各々別方面で生活してる中、各々の心の中にバンドの存在があり、いつかはという気持ちがあったそうです。
すでに一回生結成した上での、もう一度の離脱ということなので、今後、青木さんがバンドに戻る可能性は低そうです。
青木和義には家庭がある。嫁と子供
青木さんは2021年時点で54歳です。
バンドにカムバックする手前、すでに結婚しており、嫁さんと子供がいます。
家族を養う上で、このコロナ禍でミュージシャンを続けることは厳しいことでしょう。
単純に経済的な理由も、今回の活動休止の理由の1つになっていることでしょう。
青木和義が活動休止を発表したことへの反応
・至極真っ当です。生きる為に、家業を継いだのは、当たり前の選択です。ファンの事は、忘れずに。良い想い出も忘れずに。きっと、力/チカラになる筈です!!!!!!!!!!!!。
・政治家の等の「苦渋の判断」を最近よく聞いてウザイがこれはホンマに苦渋の判断やな...
・よく、夜のドライブで聞きました。当時はカセットですね。青春の思い出が蘇ります。離したくはないを始めて聞いた時は鳥肌が立ちました。この年になってもバンド活動を継続できる仲の良さが素敵ですね!思い出をありがとう!
・家業を継ぐのならば仕方ない決断ですね。地元を大切に思う気持ちは大事!何年後になるかわかりませんが、また再始動できる事を願いながらお待ちしてます!T-BOLANは最高〜!
・立派ですね。「音楽性の違いによる脱退」ではなく「今の活動を見つめ直し苦渋の決断をした」と言うのが真摯に感じる。その後の進路の報告も具体的だから本気度が伝わる。森友さんの声が出なくなりバンドの活動が出来なかった時も解散まで誰も脱退せず、再結成時も全員が集結したぐらいだから、それだけに尚更余程考えたんだなと思う。
・一度コンサート観に行きました。メンバー紹介で森友さんが青木さんを「T-BOLANの太陽!」と表現されてたのが印象に残ってます。本当に有難うございました!でも永遠のお別れではないのでまた再会出来ると信じてます。
・ご自身もコロナ罹患すると重篤化される基礎疾患をお持ちだということで…今はご実家の柿稼業にじっくり取り組まれて、世の中がちゃんと落ち着いてから改めてまたT-BOLANに戻られた方がいいと思う。
・歌えなくなった嵐士が復活したと思ったら今度は上野さんが倒れた。上野さんが回復してやっと軌道に乗ったと思ったら今度はコロナ。1番T-BOLANを愛していた青木さん、苦渋の決断だと思いますが今まで本当にありがとうございました。デビュー以来、初めて自分の住む県でやるはずだったライブもコロナで中止になりました。いつかまた4人に会える日が必ず来ると信じていましたが、今はとてつも無く辛いです。