昭和の時代から音楽プロデューサーとして活躍された川添象郎さん。

私生活では過去数回の結婚と離婚を経験しており、常にスキャンダラスな日常を過ごしていました。

川添象郎さんが過去の結婚していた女性の中には”小出明子”さんという、バブル気の港区伝説の女性がいます。

小出明子さんは小説「アッコちゃんの時代」のモデルであった女性で、小説のストーリー内容は川添象郎さんと小出さんの間に起きた実話を元にしてます。

今日は川添象郎さんと小出明子さんの過去と現在について書いてみたいと思います。

川添象郎の凄すぎる経歴と家系。父・祖父が豪華!バブル期の音楽界の象徴

音楽プロデューサーとして完璧な成功を収めた川添象郎さん。

名前 川添象郎(別名:川添象多郎)
生年月日 1941年1月27日
血液型 B型
職業 音楽プロデューサー
出身地 東京都

生まれも育ちもエリート階級で、川添さんは應義塾幼稚舎慶應義塾中等部を経て慶應義塾高等学校に進学という生粋の慶應ボーイです。

高校時代にカトリック系を信仰していた母親の影響で慶應からラサール高校に転校し、その後は和光高校に2度目の転校をしています。

小学校 應義塾幼稚舎
中学校 慶應義塾中等部
高校 慶應義塾高等学校
1度目の転校 ラサール高校
2度目の転校 和光高校

エリートでありながらも大学には進学していません。

高校卒業後はマグナム・フォト写真家のルネ・ブリデニス・ストックらの来日時にアシスタントを務めるなど仕事をしていました。

ある時期には、舞台芸術研究のために渡米しアメリカで仕事をしながら芸術的なことを学びました。

その後に若くして舞台芸術の世界、音楽プロデューサー、空間プロデューサーとして成功を収めました。

主にバブルの時代に流行った音楽のほとんどが川添さんの手によって世に出ており、バブルを象徴するような売れっ子プロデューサーでありました。

平成になってから名前を聞かない時期もありましたが、2008年に青山テルマの「そばにいるね」をプロデュースすると同曲は大ヒットを記録。

川添さんは平成の時代に見事に返り咲きました。

川添象郎の家系。上級階級の極み。曾祖父は土佐藩。祖父は大手社長。父は伝説の店「キャンディ」のオーナー

川添象郎さんは家系がとても豪華です。

曾祖父 後藤象二郎 幕末の土佐藩士。明治新政府では政治家
祖父 後藤猛太郎 日活の前身・日本活動フィルムの初代社長
川添浩史 伝説のイタリアンレストラン「キャンディ」のオーナー

曽祖父の後藤象二郎さんは明治の元勲でした。

祖父の後藤猛太郎さん日活の前身・日本活動フィルムの初代社長日本で初めて南洋群島を探検した方としても有名です。

母はピアニストの原智恵子さん。(父の浩史さんと離婚後に、チェロ奏者であるガスパール・カサドさんと再婚)

父の川添浩史さんは伝説のレストラン「キャンディ」のオーナーとして知られています。

キャンディとは、東京飯倉(現:港区麻布台)にあったイタリアンレストランで、当時のVIP達御用達の有名な場所で、同店で多くの歴史的交友が生まれたとされてる場所です。

川添象郎の元嫁と子供まとめ。バブル伝説の女”小出明子”と有名女優の風吹ジュン

川添象郎さんは恋多き人生として知られ、過去に複数回の結婚と離婚を繰り返しています。

確認されている歴代の嫁さんは5人です。

1番目の嫁 一般人
2番目の嫁 一般人
3番目の嫁 風吹ジュン→小出明子と不倫で離婚
4番目の嫁 小出明子→荻野目慶子と不倫で別居し離婚
5番目の嫁 整体師

そして、確認されている嫁さん達との間で、確認できる子供は少なく見て3人です。

風吹ジュン 1984年 長女・安季子
風吹ジュン 1986年 長男・智史
小出明子 1992年 長男

あくまで元嫁さんや川添さん本人の発言やメディア報道の中で確認できるのが、5人の元嫁と3人の子供なだけで、実際にはもっといるのではないか?という都市伝説的なものもあります。

若い頃に一般の女性と2度の結婚。その後に風吹ジュンやアッコちゃんモデルの女

川添さんの元嫁といえば、女優の風吹さんやアッコちゃんが有名です。

しかし、実は20代の若い頃に一般人の女性と2度の結婚と離婚を経験されています。

20代の頃の川添さんはミュージシャンとしても活動されており、とてもモテました。

川添さんに対して、”立場や金で女をモノにしてる”というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、実は若い頃から普通にモテるポテンシャルを持った方です。

風吹ジュンとの結婚生活。2人の子供が誕生も小出明子との不倫が原因で離婚

川添さんは1981年のに女優の風吹ジュンさんと3度目の結婚を果たしました。

当時の川添さんは40歳で、風吹さんは29歳でした。

結婚した当初の風吹さんは芸能界屈指の美女で、当時は多くのファンがショックを受けていました。

1984年に長女・安季子が生まれ、1986年に長男・智史が生まれています。

順調に思えた結婚生活でありましたが、ある時期から川添さんは小出明子さんとの不倫生活を始め、終いには家族の住む自宅に戻らなくなったそうです。

結局、二人は1992年に離婚することとなりました。

離婚の理由は”不倫”です。

川添象郎の元嫁・小出明子。”アッコちゃんの時代”のモデル。妊娠で風吹ジュンから略奪婚

1992年に11年付き添った風吹ジュンさんと離婚した川添象郎さん。

結婚してる時から、小出明子さんを愛人に不倫生活を繰り返していました。

その後に川添さんは小出明子さんと再婚し、子供も生まれています。

この小出明子さんという女性は、”港区の伝説の女”として知られています。

小出明子さんは大学生の頃から港区で飲み歩き、バブル時の港区で遊んでる社長達から猛アプローチを受け続けたのです。

渋谷に遊びに行けばナンパの嵐で、ある時はセンター街を抜けるまでに2時間かかったこともあったそう。

当時のバブルはディスコブームで、彼女も連日ディスコに顔を出していたそうですが、毎度、お金持ちに口説かれ、ディスコ代は全部奢ってもらっていたそうです。

「お店の“売上協力隊”みたいになっていましたね。VIP席に行って、男の人に『何飲みたい?』って聞かれたら『ピンクのドンペリ!』って言って、『何食べたい?』って聞かれたら『メロン!』みたいな。帰りには男の人からタクシー代が女の子一人一人に渡されるんです。大体1人2万ずつくらいでしたね」

ディスコ的には小出さんのような女性の存在がお店の売り上げに直結するとして、ディスコサイドから歓迎されていたのです。

人気小説「アッコちゃんの時代」のモデルは小出明子だった

2005年8月に新潮社 から出版された林真理子の小説「アッコちゃんの時代」

小説の内容はバブル全盛期に港区に集まる社長や資産家に毎晩口説かれる女子大生”アッコちゃん”が、狂った時代に多くの金持ちの成功と失敗を見てもなお、最後まで六本木で生きるという話です。

小説「アッコちゃんの時代」は、日本のバブル期をリアルに描き、さらに主人公の”アッコちゃん”が実在する人物だったとして話題になりました。

小説の女性”アッコちゃん”のモデルが小出明子さんだったことは、著者の林真理子さんも認めております。

アッコちゃんが体験した経験のほとんどが小出明子さんと川添さんの思い出を参考にしているのです。

川添像郎と小出明子の馴れ初めはキャンディ。プリティウーマンのような贅沢な不倫同棲生活

川添像郎さんと小出明子さんの出会いは、川添さんの父が営むバブル時代伝説のレストラン「キャンディ」です。

当時、港区で最も美人な大学生であった小出明子さんがキャンディに彼女が来店し、一目惚れした川添像郎さんがナンパし、不倫生活がスタートしたのです。

小出明子さんは川添像郎さんの前は“地上げの帝王”と呼ばれた早坂太吉さんの愛人でしたが、バブルの崩壊と共に早坂さんは港区から消え、そのタイミングで川添像郎さんと出会い、乗り換えたのです。

川添さんは小出さんに連日の電話攻撃で他の男性を寄せ付けなかったそうです。

朝ご飯、ランチ、ディナーに誘って、小出さんが他の男と遊ぶ時間を作らせなかったのです。

小出さんが川添さんと交際に至ったきっかけは、ある時期にプレゼントされた贅沢旅行です。

普通の高級品の贈り物に飽きていた小出さんですが、

・現地までの飛行機はJALのファーストクラス

・旅行先からの移動はニナ・リッチから借りたプライベートジェット

・行き先は当時人気のロンドン、ベニス、パリ。

・2人で泊まるホテルは三つ星のスイートルーム

・料理はすべて最高級のランチとディナー

・シャネル、ヴェルサーチなどのハイブランドの洋服を好きなだけ買う。

という、贅の限りを尽くした旅行に満足し、川添さんと交際することに決めたのです。

不倫関係になると、川添さんは妻子の待つ自宅に帰らなくなり、小出さんと同棲してるホテルオークラに入り浸りとなりました。

小出さんは当時の川添さんとの生活を、

「川添はプロデューサーだからなんでしょうけど、お洋服買うのも、全部トータルで買ってくれるんですよ。だからもう映画の『プリティ・ウーマン』の主人公になった気分でした。お金は一種のエネルギーだと思うんです。好きな人に自分のエネルギーを使う行為、要するに好きだという表現を形で表しているのがプレゼントだったりお金だったりするわけで、嫌いな人にはそのエネルギーは与えないから」

と回想しています。

楽しい高級ホテルでの不倫同棲でしたが、嫁の風吹ジュンさんにはバレており、1年が過ぎた頃には攻撃されたこともあったそうです。

「川添さんが車で自宅に帰ったら、蝶のように何かが舞っている。それが全部、自分のネクタイだったって。家の中から駐車場に放り投げていたんです。寝室のベッドカバーをめくったら、アッコの写真が100枚くらいコピーされてベッドに敷き詰められていたと」

小出さんの写真を100枚も保持していたということは、探偵を雇って撮影していたのか、もしくは他から入手して集めたのか・・・。

不倫相手の小出明子と嫁・風吹ジュンが直接対決していた?川添は最後は離婚

贅沢な不倫同棲をしていた川添さんと小出さんですが、一度だけ嫁さんと小出さんがバッティングしたことがあったそうです。

小出さんが週刊誌の取材で直接話されていた逸話なのですが、小出さんが川添さんと待ち合わせしていた際に、嫁の風吹さんとバッティングし、キツイことを言われたことがあったとか。

「テレビで見るのと同じ、タヌキ顔の女優がいきなり目の前に現れて、有無を言わせず、喫茶店に連れて行かれたそうです。

そしていきなり、“あなた、おいくつ? 本気で、川添のこと、思っているの?”って切り出された。

アッコは、“そんなにとんがらなければ、ちゃんと家に帰しますから”と答えたそうです。

これに風吹さんは“あなたのせいで、うちの家庭はもう崩壊してるのよ”と言い放った。

するとアッコはこう答えたって。“大丈夫ですよ、奥さま、自信持って”。火に油ですよ」

家庭をめちゃくちゃにされたことに怒る風吹さんと、出来心で不倫関係になってしまった小出さんとの間に温度差があるような会話内容です。

結果的に小出さんが妊娠したことで、川添さんは小出さんを選び、風吹ジュンさんと離婚されています。

風吹さんは川添さんとの結婚生活から離婚までの出来事をトラウマに思っています。

バラエディ番組に出演しても、事情を知ってるベテランの共演者ほど、当時のことを弄れません。

川添像郎と小出明子の現在。荻野目慶子と不倫し離婚。子供の親権はアッコちゃん

小出明子さんが妊娠したことで、前嫁・風吹ジュンさんと離婚した川添像郎さん。

プリティウーマンのように幸せな未来に迎えると思った矢先、なんと川添さんが歌手の荻野目慶子さんと不倫関係に入ったのです。

川添さんの不倫が発覚すると、すぐに2人は別居。

離婚が成立する2007年までの10年間、一緒に暮らすことはなかったそうです。

川添さんの籍が入ったままに雑誌メディアに登場したこともあります。

小出さんも離婚が成立する前に、別の男性との子供を産んでおり、二人の結婚生活がめちゃくちゃだったのは言うまでもありません。

現在の小出明子には3人の子供。川添と離婚後の別の男性と再婚

小出明子さんは現在までに3人の子供を産んでいます。

子供の親 生まれた時期 性別
川添 1992年 男の子
不明 2005年 性別不明
現在の旦那? 2009~2010年 性別不明

小出さんと川添さんの離婚が成立したのは2007年ですが、2005年に別の男性との間に子供が生まれています。

この2005年に生まれた子供のお父さんと結婚したかは不明です。

その後に現在の旦那と2009年から2010年の間に3人目の子供を産んでいます。

現在の旦那さんの職業は非公表ですが、IT社長だという噂があります。

アッコちゃんの時代の話題で、令和の時代に再び脚光を浴びた小出さんですが、直近になってメディアに出演することもあります。

バブル時代の思い出話や、川添さんとの関係について語ることが多いですね。

川添像郎は2007年に整体師の女性と再婚。現在の嫁は不明

川添さんは2007年に小出さんの離婚が成立した後、同年の整体師の女性と再婚されました。

その女性との間に子供が生まれたかは不明です。

又、現在もその女性との結婚生活が続いてるかも不明です。

昔の嫁さんと交流はなさそうです。

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