テレビでGACKTさんの特集が流れると、
「え、GACKTって歌うの?」
「なんでこんなに偉そうなの?」
「歌手としてのGACKTってすごいの?」
こんな声がTwitterなどから垂れ流れます。
2019年に発売された「GACKTの勝ち方」では、自分自身で「自分には代表曲がない」と謙遜していましたが、実際はそんなことはありません。
今回は、これまでにGACKTさんがリリースした曲の売上枚と共に、彼が現代までにトップとして生き残ってる凄まじさについて書いてみたいと思います。
GACKTの歴代シングル売り上げ枚数とオリコン順位
シングル
  | 
注目するべきは1999年のデビューシングルのミゼラブルから、2014年のP.S.I LOVE Uまでずっとトップ10以内に収まっていること所です。
この数字は日本の男性ソロシンガーとしての日本記録となっています。誰かに強くプロモーションされたわけではなく、自分のブランディングの元で動いてこの数字というのが異質です、天才です。
GACKTシングル売り上げ順(売れた順)
| 1位 | ANOTHER WORLD | 28.5万枚 | 
| 2位 | vanilla | 28万枚 | 
| 3位 | 12月のLove song | 34.2万枚(合算) | 
| 4位 | Metamorphose | 15.7万 | 
| 5位 | 君のためにできること | 14.7万 | 
| 6位 | 忘れないから | 13.3万 | 
| 7位 | oasis | 12.7万 | 
| 8位 | REDEMPTION | 12.5万 | 
| 9位 | 君に逢いたくて | 12.4万 | 
| 10位 | ミゼラブル(シングルボックス) | 
実はトップ10以内の曲のほとんどが、この2004年にリリースされたベストアルバムで賄えます。初心者にはお勧めです。
GACKTの歴代アルバムの売り上げ枚数とオリコン順位
| リリース日付 | 曲タイトル | オリコン順位 | 売上枚数 | 
|---|---|---|---|
| 1999/05/12 | Mizerable | 
 2位 
 | 
 25.3万 
 | 
| 2000/04/26 | MARS | 
 3位 
 | 
 19.9万 
 | 
| 2000/12/16 | PLATINUM BOX~I~ | 
 29位 
 | 
 1.6万 
 | 
| 2001/06/27 | Rebirth | 
 3位 
 | 
 23.6万 
 | 
| 2002/06/19 | MOON | 
 2位 
 | 
 28.6万 
 | 
| 2003/12/03 | Crescent | 
 5位 
 | 
 14.7万 
 | 
| 2004/02/25 | THE SIXTH DAY~SINGLE COLLECTION~ | 
 3位 
 | 
 19.6万 
 | 
| 2004/05/26 | THE SEVENTH NIGHT~UNPLUGGED~ | 
 5位 
 | 
 7.1万 
 | 
| 2005/02/14 | Love Letter | 
 5位 
 | 
 12.2万 
 | 
| 2005/09/21 | DIABOLOS | 
 4位 
 | 
 9.4万 
 | 
| 2006/12/13 | 12月のLove songs~COMPLETE BOX~ | 
 55位 
 | 
 0.4万 
 | 
| 2007/12/19 | 0079-0088 | 
 6位 
 | 
 6.6万 
 | 
| 2008/10/29 | nine*nine | 
 34位 
 | 
 0.6万 
 | 
| 2009/12/02 | RE:BORN | 
 9位 
 | 
 3.1万 
 | 
| 2010/06/23 | ARE YOU “FRIED CHICKENz” ?? | 
 10位 
 | 
 2.2万 
 | 
| 2010/07/21 | THE ELEVENTH DAY~SINGLE COLLECTION~ | 
 7位 
 | 
 2.0万 
 | 
| 2011/04/20 | ATTACK OF THE “YELLOW FRIED CHICKENz” IN EUROPE 2010 | 
 50位 
 | 
 0.3万 
 | 
| 2013/07/03 | BEST OF THE BEST vol.1 | 
 8位 
 | 
 2.2万 
 | 
| 2015/07/01 | GACKTRACKS | 
 35位 
 | 
 0.5万 
 | 
| 2016/04/27 | LAST MOON | 
 6位 
 | 
 2.3万 
 | 
ミュージシャンとしてのGacktは充分に売れてるし凄い人
90年代にMALICE MIZERを脱退し、批判の目を浴びながらソロデビューを飾り、00年代のヴィジュアル系が衰退していた時代に全盛期を築きました。
大型の音楽番組のスペシャルライブに、ヴィジュアル系からはGACKTさんただ一人が出演ということも多々ありました。もはや、ヴィジュアル系というよりも、1つのジャンルとして「GACKT」というのが推されてるような印象でした。
2010年代からは週刊誌やネットの事実無根な記事に苦しめられますが、それでもライブを行えばアリーナの大会場を埋めました。
ビジュアル系ミュージシャンが長く業界に残り、しかも世間に叩かれながらもアリーナ級を埋めれる数のファンを守り続けるの、かなり異常なことだと思います。
何かが言いたいかという、ミュージシャンとしてのGACKTに魅力があるということです。彼の曲やライブコンテンツの強さは、どんなことがあっても陥れることができないのです。
GACKTが偉そうなのは昔から・・・理由は不明(笑)
「なんでGACKTって偉そうなの?」という疑問に対しては、「実際に売れてるから!」とは言えないです。
だって、多少売れてても謙虚な方はたくさんいますから。
GACKTさんが偉そうな理由は、決してミュージシャンとしての自信だけではないと思います。
それは99年にソロとして登場して以来、本人なりのブランディングではないでしょうか?
もしくは、若手時代の先輩に対する威嚇の余韻?
若手時代にファンの前で恥をかかせる先輩の姿を見て
GACKTさんは若い頃から生意気だったみたいです。
当然、先輩にも目をつけられていたそうです。
ヴィジュアル系というのは意外にも体育会系で、先輩のいうことが絶対の世界でした。
打ち上げでファンがいる前で恥をかかせようとする意地悪な先輩もいたそうです。それことファンの前で髪を切られた方もいたそうです。
そんな先輩の姿を見て、GACKTさんは媚びないことを決め、強気でいたそうです。
現在、ヨシキさんと仲良しなのは、当時からYOSHIKIさんだけはGACKTさんのことを認め、受け入れてくれたからだそうです。
GACKTさんの態度が大きかったのは、そんな汚れた世界にせいだったのも、理由の1つだと思います。