GACKTさんが8月21日に出演予定されていたMステを当日キャンセルされました。
Mステの放送中にGACKTさんは自身のYouTubeチャンネルで動画をアップし、Mステを辞退した理由について説明し、お詫びとして動画の中でMステで歌唱する予定であった「島唄」をアカペラで歌い上げました。
動画を見ても、間に入ってる人間がいるということで、詳細の説明はされていません。
それでも何かししらの「認識のズレ」があったことは確かです。
また、「失礼」なこともあったと、怒りのトーンで説明されているので、それが具体的にどのようなことだったのか、ファン的に分かる範囲で憶測してみたいと思います。
GACKTのMステ出演辞退の理由の「認識のズレ」とは?
そもそもGACKTさんは、オファーを頂いた段階では、夏ソングのカバーを歌ってくれという内容で話を頂き、そのオファーを受けたそうです。
しかし、その後にMステの放送詳細が発表されると、その内容がGACKT側が思っていたのと違ったということです。
GACKTは21日、自身のYouTubeチャンネルに動画をアップし「急遽だったんですけどミュージックステーションの出演をキャンセルしました」と報告し、その理由について説明した。 GACKTによると、オファーの段階では出演を快諾したが、その後、発表された番組の放送内容が聞いていた話と違っていたと感じたという。「なぜか、テレビ局側と(自分との)間に入っている方たちの間で全然情報の伝達もうまくできていないような状況が何度も重なって、僕が認識している形と向こう側が認識している形が、だいぶズレがありまして。ちょっとそれは失礼なんじゃないの? ということで、今回はじゃあお断りさせていただきます、ということとなりました」などと説明。 「誰が悪いとかっていう話ではなく、単純に情報の伝達がうまくできていなかったということと、あとは、今後こういうことがなかったらいいなというふうに思っています」とした。引用元:Yahoo!ニュース
個人的にGACKTさんのMステを知ったのは先週末で、その段階では「Mステ GACKTが島唄」みたいな見出しだけは目にしてます。
その時点では違和感を感じませんでしたが、今になって出演者と曲のリストを見ると「あれ?」と思う点がありました。
それは、GACKTさんだけ持ち歌ではないということです。
GACKTにだけカバーを歌わせることが「失礼」だった説
Mステ出演者と曲リストが出た段階で、自分がGACKTさんにしか興味がなかったので、他の出演者の名前と曲リストを見ませんでしたが、「なんでGACKTだけ人の歌なの」という声は聞いてました。
8月22日のMステの出演者と曲のリストです。
スカパラはチバユウスケさんと共作の楽曲ですが、立派な自分たちの持ち歌です。
他の出演者もみんな自分の曲です。
このリストの中に「GACKT 島唄」と入っていたのですから、そりゃおかしいですよね。
GACKT側は”出演者みんな”で夏の名曲のカバーすることを想定?
GACKTさんは夏曲のカバーを歌ってくれという形でオファーを受けましたが、その時点で、
「出演者みんなで夏の名曲をカバーして歌うのか」
という、カバー趣向の内容になることを認識だった可能性があります。
それが、リストが発表されると自分だけカバー・・・だから失礼に思って蹴ったのかなと。
YouTubeでのGacktは出演する気満々だった?
YouTubeの動画を見てわかりますが、GACKTさんはしっかりと喉を作って、しっかりと島唄を練習されてきてます。
さらには私服ではなくて衣装を着て、しっかりとヘアメイクもキメてます。
ギリギリまで出演する気だったのではないでしょうか?
そして、わざわざ島唄をアップしたのは、ファンのための心遣いと、ネットで「準備不足」「やる気なし」など揶揄されることを懸念されたのかな?と思います。
動画の中で歌唱された「島唄」の完成度の高さに感動
近年、GACKTさんは喉や体調を崩し、本調子でないまま歌唱することがありました。
昨年の春にMステに久々に出演し「野に咲く花のように」を披露した際には、緊張から力み気味になる場面もありました。
しかし、今回の動画の中で聴かせた「島唄」は、近年のGACKTさんの中でもベストではないかと思わせるほどの完成度で驚きました。
こんな時期だからこそ、しっかりと練習してファンに聴かせようと気合を入れて練習したんだなと思うと、このキャンセルの流れはとても切ないです。同時にしっかりと撮ってアップしてくれたことに感謝ですね。
過去にMステに出演を切られたことも
実はGACKTさんがMステの出演が直前で消えたのはこれで初めてではありません。
過去にGACKTさんが週刊誌で義援金詐欺で叩かれた時に、当時出演が決まっていたMステの出演が取り消されたこともあったそうです。(ハリウッド映画出演も消えた)
あるライブのMCで「もうダメだなと思ったことが何度もあった」と語ってたことがありましたが、あの週刊誌のデタラメな記事の影響で歌手活動やらが窮屈になった、あの時も引退を考えた瞬間の1つだったことでしょう。
GACKTさんのミュージックステーション出演が直前でキャンセルになったのは、これで2回目ということになります。
ここから嫌な因縁が生まれなければ良いのですが。
GACKTは番組を恨んでない!
今回の動画の中でGACKTさんは、
「誰が悪いという話じゃない」とハッキリ言ってます。間に入った人間と自分と相手で認識のズレがあっただけと話されてます。
テレビ朝日広報部では「番組制作の過程において認識の相違があり、所属事務所とも話し合いの上で、出演を見送ることになりました。楽しみにしていた視聴者の皆さまには大変申し訳なく思っております」とコメントしていますし、今回のことで互いにわかだまりないです。
ただ、自分にだけカバーを歌わせようとした行為自体には、嫌な気にはなっているでしょうが。
確かにGACKTに夏ソングは存在しない
過去、GACKTさんは冬や春をテーマにした曲を多く出してますが、夏をテーマにした曲は一曲もないですね。
「届かない愛」や「ピース」や「顔のない天使」のように、歌詞の中に「夏」というワードが出てくる曲はありますが、夏の曲ではないです。
持ち歌に夏曲があるミュージシャンに歌ってもらうという趣旨で番組を作るなら、そもそもGACKTさんにオファーを出すのはおかしいですね。
どこか、企画的にカバーを歌う一幕を入れたかったというスタッフの考えがあったのかもしれません。
GACKTさんの名前と存在でちょっと彩りを付けようという、コンビニ弁当の緑のギザギザ的な扱いだったということですね。番組がGACKTさんの存在を欲したということ自体は、ファン的に誇れると思いますが。
しかし、ガッツリと夏がテーマの曲はなくても、夏っぽい曲はGACKTさんにだってあります!
カバー以外だったら何を歌うべきだったのか・・・
ファンだけで言うなら、水着で暴れ回ったYFC時代の「JUSTFIELD」なんて一夏の思い出があって嬉しいですが、ファンじゃない人からすればただのロックソングですもんね。
HYDEさんとのデュエット曲の「オレンジの太陽」なんて夏休みの終わりっぽくて良いですが、そろそろHYDEさん一緒に歌って欲しいので、やらないで欲しいです。
やっぱり、アノザーワールドやブラックストーンのような爽やかなロックチェーンを歌うしかないですね。